LINE株式会社のLINE Pay(ラインペイ)を使う前に気になる「手数料」や「料金」、「審査の厳しさ」・「評判」を調べました

決済代行サービスの評判・口コミ
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LINE Pay(ラインペイ)は、日本人にとって身近なアプリ『LINE』の機能の一部として誕生した決済代行サービスです。

さまざまな導入方法があり、月額費用がいずれも安く済むことから、以下のような方におすすめです。

  • 初期費用や月額利用料を抑えたい
  • 既に導入した他社サービスと併用したい
  • クレジットカードを持たない若年層も取り込みたい

クレジットカードと紐付けできないというデメリットもありますが、見方を変えると「クレジットカードを持たない学生も残高チャージで気軽に使える」メリットとも言えます。

LINE Pay(ラインペイ)の申し込みは、一部サービスを除いて公式サイトより申し込むことができます。

このページではLINE Pay(ラインペイ)の手数料や口コミなど詳細情報もご紹介しているため、ぜひ検討の参考にチェックしてみてください。

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LINE Pay(ラインペイ)の情報まとめ

会社名 LINE株式会社
サービス名 LINE Pay(ラインペイ)
対応環境 ・オンライン決済
・店舗決済
決済手段 ・LINE Pay店舗用アプリ
・プリントQR(店頭掲示用のPOP)
・LINE Pay 据置端末
・StarPay端末
・オンライン決済(LINE Pay )
・WeChat Pay、Alipay
顧客は事前に以下の方法で残高をチャージしておく必要がある
・LINE Pay カード
・チャージ(銀行口座・コンビニ決済・LINE ポイント)
銀行口座によるチャージは、オートチャージ設定可能(指定残高以下になると自動で口座からチャージされる)
手数料 2.45%~5.5%
※LINE Pay専用の端末・プリントQR・アプリは期間限定で手数料0円(2021年7月まで)
引き落とし日 月末〆の翌月末払い
必要な書類 必要事項を専用フォームへ入力後、必要書類をオンラインでアップデート
必要書類の詳細については非開示
審査にかかる時間 10営業日程度
無料トライアルの有無 期間限定で一部決済方法のみ手数料無料で利用可能(2021年7月まで)
無料プランの有無 期間限定で一部決済方法のみ手数料無料で利用可能(2021年7月まで)
モバイルでの利用可否
他社よりも優れている点 ・友人への送金がメッセージ付きで可能
・オリジナルデザインのクレジットカード(JCB)を手軽に作成可能
・決済用店頭アイテム(端末・掲示物)は届いてすぐ使える(面倒な設定なし)
・国際レベルのセキュリティ

LINE Pay(ラインペイ)は使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?

大手企業と多くのコラボ企画を行うLINEグループが提供する決済代行サービス、LINE Pay(ラインペイ)は、手軽な決済方法とユーザーの多さが魅力です。

割り勘機能や友人同士の送金など便利なサービスにより、その他のキャッシュレス決済とは異なるメリットが得られます。

サービスの導入には、以下の方法いずれかを選択します。

  • プリントQR(店頭用POP)…ユーザーが金額を入力
  • LINE Pay 店舗用アプリ…店舗が金額を入力
  • LINE Pay 据置端末…店舗が金額を入力
  • オンライン決済…専用の支払い画面へ遷移
  • StarPay/POS…店舗が金額を入力

上記のとおり、導入する決済方法によって顧客に支払い金額を入力してもらうタイプと、店舗側で金額入力できるタイプと、自動で金額データが引用されるタイプがあります。

手軽に導入したい場合は、プリントQRで店頭用POPを置く方法や、専用アプリを店舗用のスマホやタブレットにダウンロードする方法がおすすめです。

LINE Pay 据置端末やStarPay/POSは、専用端末の導入が必要です。

LINE Pay 据置端末は無料貸し出ししてくれ、StarPay/POSも既に導入しているPOSレジを利用する場合は、新たに端末を購入する必要なく利用できます。

ただし、最低利用日数が条件となっていたり、POSとの連携は自社開発もしくは第三者のサービスを利用したりしなければなりません。

決済代行サービス会社の多くは、専用端末を購入するか、専用アプリで対応するかと、選択肢は2~3通りしかありません。

選択肢が多く、使い勝手・費用・端末の有無などさまざまな面で比較できる点から、LINE Pay(ラインペイ)は『自分に合った決済方法を選べば、使いやすい』と言えます。

LINE Pay(ラインペイ)の手数料はいくら? 他社よりも高い?

LINE Pay(ラインペイ)を導入するうえで知っておくべきなのが、導入する決済方法によって手数料が大きく変わることです。

使い勝手などで決済方法を選ぶことも大切ですが、コスト面を重視する方は、決済方法ごとの手数料も加味して検討しましょう。

  • プリントQR(店頭用POP)…2.45%(2021年7月末まで0円)
  • LINE Pay 店舗用アプリ…2.45%(2021年7月末まで0円)
  • LINE Pay 据置端末…2.45%(2021年7月末まで0円)
  • オンライン決済…3.45%もしくは5.5%
  • StarPay/POS…3.45%

決済1回ごとにかかる、それぞれの手数料は、上記のとおりです。

プリントQR・LINE Pay 店舗用アプリ・LINE Pay 据置端末は通常2.45%の手数料がかかりますが、現在2021年7月末までの期間限定で0円になっています。

複雑なシステム開発や連携作業もなく、手軽に導入できる決済方法でもあるため、使い勝手と手数料の両方を重視したい方は、これら3通りの決済方法の中から選ぶのがおすすめです。

オンライン決済のみ2タイプの手数料が設定されている理由は、取り扱い商品によって手数料が異なるためです。

通常の物販の場合は3.45%ですが、デジタルコンテンツを販売している場合は、5.5%の手数料となります。

ちなみに、手数料を公表している決済代行サービス会社で多く見られる手数料の料率は、3.24%~3.74%です。

デジタルコンテンツは若干高額となりますが、その他の決済ではLINE Pay(ラインペイ)はごく平均的で、決済方法によっては平均よりも安く済ませることができます。

LINE Pay(ラインペイ)は手数料以外に月額利用料はかかる?

決済代行サービス会社の中には、システム利用料や顧客情報管理費など、使用頻度に関係なく毎月発生する、月額利用料を設定しているところもあります。

また、使用頻度が少ないと『最低利用料』として一定額を決済手数料に加える会社もあるため、毎月のコストも必ず確認したうえで導入するサービスを選ばなくてはなりません。

LINE Pay(ラインペイ)では、決済方法ごとに以下のような月額固定費が設定されています。

  • プリントQR(店頭用POP)…導入費0円・月額費用0円
  • LINE Pay 店舗用アプリ…導入費0円・月額費用0円
  • LINE Pay 据置端末…導入費0円・月額費用1,500円
  • オンライン決済…導入費0円・月額費0用円
  • StarPay/POS…導入費38,000円・月額費0用円

StarPay/POSを除くと、すべての決済方法で初期費用は0円ですが、端末を無料貸出してくれるLINE Pay 据置端末のみ、毎月1,500円の固定費が必要です。

初期費用も月額利用料も抑えたい方は、店舗用ではプリントQR・LINE Pay 店舗用アプリのどちらかを選ぶこととなります。

毎月1,500円程度なら構わない、という方は、専用端末を無料で貸し出してくれるLINE Pay 据置端末も選択肢に加わります。

また、接続のためのシステム開発や連携作業が苦ではない方なら、自社で既に利用しているPOSレジにシステムを導入するだけのStarPay/POSも良いでしょう。

専用端末を購入する場合のみ、StarPay/POSは初期費用38,000円かかります。

LINE Pay(ラインペイ)を登録する際の審査は厳しい?

LINE Pay(ラインペイ)は、必要書類がきちんと用意されていれば、個人事業主でも審査にとおることができます。

実際にユーチューバーがオリジナルグッズ販売のためにLINE Pay(ラインペイ)へ店舗加入を申し込んだところ、わずか数日で審査に通過したという事例もあります。

基本的にLINE Pay(ラインペイ)へチャージされたお金やポイントで支払うため、クレジットカード決済がないこともポイントです。

クレジットカード会社など第三者による審査を介さず、自社の審査のみで判断するため、他社の決済代行サービス会社の審査に落ちた方も申し込みやすいのがメリットです。

また、一度審査に落ちても改めて申し込むことができ、書類の不備などで審査に落ちた場合は、担当者からアドバイスをもらえます。

アドバイス通りにすれば必ず審査に受かるわけではありませんが、審査に通るようサポートしてくれる分、他社サービスよりも通過しやすいと言えます。

ちなみに、親権者の許可があれば、同意書など所定の書類を提出することで、未成年者でも店舗加入の審査申し込みができます。

LINE Pay(ラインペイ)の評判は良い? 悪い口コミはない?

ユーザー数が多く、潜在顧客の莫大な数から、将来への期待も大きいLINE Pay(ラインペイ)ですが、気になるのが「本当に評判は良いのか」です。

LINE Pay(ラインペイ)を導入した店舗や企業の声でサービスを高評価している方の、良い口コミを調べてみたところ、以下のような声がありました。

  • マイカラープログラムでポイントをためられる・使える(整体院)
  • 追加のアプリダウンロードがないので使われやすい(電気工事会社)
  • イベント会場で現金のやり取りをする必要がない(イベント出店)

LINE Pay(ラインペイ)には独自のポイントプログラム『マイカラー』があり、購入者は支払金額とマイカラーのランクに応じてポイントをためられます。

ポイントはLINE Pay(ラインペイ)の支払いにも使用できるため、店舗側もポイントプログラムを利用したPRや集客を期待できるのが魅力です。

また、LINE Pay(ラインペイ)はプライベートでもビジネスでも多くの方が利用しているLINEのウォレット機能を利用するため、他社サービスのように新たにアプリ追加の必要がありません。

そのため購入者側としても使い始めるハードルが低く、購入者の増加や客単価アップにつながっている、と実感している企業の体験談も散見されました。

イベント出店では、現金のやり取りが悩みの種となる場合も多いでしょう。

LINE Pay(ラインペイ)の利用は、飲食店の場合は衛生面の心配が減り、その他物販の場合も偽札のリスクや釣り銭の渡し間違いを減らすことができます。

しかし、利便性の高い一方、以下のようなイマイチな口コミもあります。

  • 問い合わせがメールのみで時間がかかる(購入者)
  • チャージでもたつく客が出るとレジが混む(小売店)
  • 意外とユーザーの手間がかかる(小売店)

LINE Pay(ラインペイ)に限らず、LINEグループの問い合わせ関連はメールで受け付けており、何かあっても電話でリアルタイムのサポートを受けられるわけではありません。

メールで手軽に済ませることができる一方、レスポンスの速さを求めるときには、もどかしさを感じるようです。

また、LINE Pay(ラインペイ)は利用前に残高をチャージする必要があります。

一部コンビニではレジでチャージ対応をしていますが、レジ担当者としても購入者としても、すぐに支払うお金を一度LINE Pay(ラインペイ)にチャージすることに手間を感じています。

利用に慣れていない顧客や、チャージ残高が足りない顧客の対応をしているうちにレジに並ぶ人数が増え、クレームのリスクが高くなることもあります。

利便性の高い一方、『チャージ』の必要性が利用を妨げている面もあるため、店舗側としては「あらかじめチャージか、自動チャージ設定を利用してくださいね」と注意喚起する必要があるでしょう。

まとめ

LINE Pay(ラインペイ)は日本人にとって身近なLINEアプリの機能の一部として利用できるため、潜在顧客の多さから集客力が期待できる決済代行サービスです。

ただし、事前に残高をチャージしておく必要があるため、人によっては面倒に感じることも多いのがデメリットでもあります。

月額費用が無料もしくは安価な点を考慮すると、単独導入よりも、他社の決済サービス(クレジットカードなど)に追加するつもりで導入する程度のほうが、活用しやすいのではないでしょうか。

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