ユニヴァペイ(UnivaPay)は、クレジットカードの他にコンビニ払いや海外のQRコード決済など、複数種類の決済方法を一括導入できるサービスです。
個人事業主でも複数の国内外決済サービスを利用できるため、以下のような要望を持つ方におすすめです。
- 手軽にインバウンド対応したい
- 個人事業主だが大手キャリア決済を導入したい
- 自社に合った決済方法を提案してほしい
担当者が自社まで出向いて直接打ち合わせしてくれるため、「どの決済方法を導入すべきか分からない」という方でも安心して相談から始めることができます。
手数料や月額利用料は個別見積もりとなっており、公式サイトからの資料請求や問い合わせが必要です。
利用者からの評判など、その他の詳細情報についてはこのページでご紹介しています。
※最短即日で入金
ユニヴァペイの情報まとめ
会社名 | 株式会社ユニヴァ・ペイキャスト |
---|---|
サービス名 | ユニヴァペイ |
対応環境 |
・オンライン決済 ・店舗決済 |
決済手段 |
・クレジットカード(VISA・Mastercard・アメリカン エキスプレス・JCB・ダイナースクラブカード) ・QRコード(WeChatPay(微信支付)・Alipay(支付宝)、d払い、PayPay) ・デビットカード ・銀行振込 ・口座振替 ・コンビニ決済(前払い:Pay-easy 後払い:Paidy・NP後払い) ・電子マネー(楽天Edy、BitCash、C-check、G-MONEY、セキュリティーマネー) |
手数料 |
非開示 個別で見積もり |
引き落とし日 | 月2回(15日〆末日払い(休祝日の場合は前営業日)・末日〆翌月15日払い) |
必要な書類 |
・一部企業は営業許可証 ・個人事業主の場合は登記簿の代わりに身分証 その他の書類についての詳細は非開示 |
審査にかかる時間 | 最短即日 |
無料トライアルの有無 | 無 |
無料プランの有無 | 無 |
モバイルでの利用可否 | 可 |
他社よりも優れている点 |
・営業担当者に対面で直接相談できる ・対応できる決済方法が多い ・コンビニ払いも前払いと後払いで選べる ・グローバル基準のセキュリティ |
ユニヴァペイは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
ユニヴァペイは店頭で対面決済によるクレジットカードや各電子マネーの他、オンラインショップでの銀行振込・振替、コンビニ決済などにも幅広く対応できる決済代行サービスです。
クレジットカード情報を読み取る端末や決済を行う専用のアプリが用意されており、導入したい決済方法に合わせて利用するものを選択します。
一般のクレジットカード決済や、中国系の支払い方法(銀聯カードなど)に必要となる端末は、CATやCCTです。
端末は希望によってユニヴァペイから貸与を受けることが可能ですが、長期的に利用する場合は買い取りでの用意がお得になります。
AliPayなどQRコード決済は各アプリをインストールしたユーザーが店頭POP(ユニヴァペイより提供)を読み取ることで決済できます。
店舗側が顧客の端末に表示されたQRコードを読み取る場合は、専用アプリの『UnivaPay StoreApp』が必要です。
専用アプリは決済の他に集計や伝票番号のスキャンができ、パソコン上で閲覧できる管理画面と連携させることで、複数店舗の店内や店舗が一括管理できるようになっています。
ユニヴァペイの専用アプリ『UnivaPay StoreApp』の魅力は、docomoのd払いやソフトバンクのPayPayにも対応している点です。
個別で契約する必要なく、中華圏向けのQRコード決済とあわせて対応可能になります。
また、対面決済もオンライン決済も初期設定は難しくないため、ユニヴァペイのサービスは多くの方にとって使いやすいと言えます。
ユニヴァペイの手数料はいくら? 他社よりも高い?
決済代行サービス会社を選ぶときに比較材料となるのが、決済1回あたりに発生する手数料の料率です。
手数料を明確に提示する会社もあれば、あえて「業績を見て個別見積もり」する会社もあり、ユニヴァペイもはっきりと手数料率を提示しないスタンスをとっています。
そのため、ユニヴァペイの決済手数料の料率にはっきりとした目安はありません。
手数料の判断材料となる取扱商品や売上実績などの情報を提示し、個別見積もりを受けなければなりません。
ちなみに参考程度にご紹介すると、決済手数料を明示している会社の多くが3.24%~3.74%を基準にしています。
手数料を重視する方は、こちらの平均値を参考に見積もり結果と比較してみてください。
ユニヴァペイは手数料以外に月額利用料はかかる?
決済1回ごとにかかる決済手数料に加え、企業の中にはさまざまな名目で手数料を計上しようとする会社も少なくありません。
たとえば、ユニヴァペイの場合は決済手数料の他に以下のような費用が設定されています。
- 初期費用
- 月額費用
- 決済処理料
毎月発生するのは、月額費用と決済処理料の2種類ですが、利用した決済方法ごとに費用の条件が異なるため、注意してください。
クレジットカード決済の場合は月額費用と決済処理料のいずれも個別見積もりとなっており、メールやQRコードによる決済は月額費用2,000円のみ請求されます。(決済処理料はなし)
中華圏の決済方法を導入する方は、これらの費用の他に中国の決済代行サービス会社が販売する専用端末(34,000円)の購入費が必要となる場合もあります。
決済手数料と同様、多くの項目が『個別見積もり』による決定のため、具体的な月額利用料も判明しません。
複数店舗分を一括で申し込むなど、契約内容に応じて割引してくれる場合もあるため、料金面がネックとなっている方は一度担当者へ相談してはいかがでしょうか。
ユニヴァペイを登録する際の審査は厳しい?
ユニヴァペイは複数種類の決済方法に対応していますが、専用アプリは1種類のみで、操作のしやすさが特徴です。
複数の決済方法(QRコード)をアプリで自動判別するため、特別な操作は必要はありません。
導入時の申込も同じく、利用したい決済方法を担当者に伝え、必要書類を用意して審査へ申し込むのみの手軽さです。
審査内容は各決済サービス会社で外部審査を受け、審査に通過した決済方法から順次利用可能になるというものです。
各クレジットカード会社による審査はもちろん、PayPayやd払いなど携帯会社による審査も、各社で行われます。
そのため、「ユニヴァペイが特別審査に通過しやすい」ということはありません。
ただし、事前の見積もり段階から担当者が直接打ち合わせに訪れてくれるため、申込書類の不備などを審査前に指摘してもらえる点は有利に働くでしょう。
審査に通過できるようアドバイスを受けたり、「早く導入したい」「インバウンド対応したい」など要望に合わせたプランを提案してもらえるのは、ユニヴァペイならではのメリットです。
ユニヴァペイの評判は良い? 悪い口コミはない?
ユニヴァペイは複数種類の決済方法に対応しており、利用者も「一括で多くの決済方法を導入できる」点を高く評価しています。
実際にユニヴァペイを評価する良い口コミも、SNSなどで以下のような声がありました。
- アプリを使用しているが、ほぼ不具合がない(個人事業主)
- ニッチな海外決済にどんどん対応してくれる(個人事業主)
- アプリがシンプルでスタッフが多くても使いやすい(小売店)
- d払い対応できるようになり、反響が大きかった(個人事業主)
企業アプリの中には、世界的に有名な大手企業であっても不具合の多いアプリもあります。
ユニヴァペイはひとつのアプリに国内外の決済方法をまとめており、簡単な操作性とともに確実な決済機能を持っています。
不具合が少ない点を評価している声もあり、iOSとAndroidのいずれも高評価です。
継続的に決済方法を増やしている点も大きな特徴で、2019年には台湾や香港、韓国で主に利用されている決済方法の導入が話題となりました。
ひとつのアプリで国内のさまざまな決済方法に加え、インバウンド化も進めることができ、キャッシュレス決済にコストをかけにくい個人事業主からも好評を得ています。
上記のような良い評価に対し、悪い評価はほぼ見当たりませんでした。
あえてあげるとすれば「手数料など不明瞭な点が多い(資料請求する必要がある)」など、利用を検討している方からの不安の声がありました。
その他のトラブル情報や通信障害情報などは見つからなかったため、取り引き時のスムーズな接続を重視する方も、ユニヴァペイは十分検討候補に加えてみても良いサービスではないでしょうか。
まとめ
ユニヴァペイは、ひとつのアプリで国内外のさまざまな決済方法に対応している決済代行サービス会社です。
店頭での海外決済に対応しているサービスの多くは、AliPayなど中華圏の決済方法がメインですが、ユニヴァペイは台湾や香港、韓国の決済方法も意欲的に導入しています。
手数料や月額利用料などは個別見積もりとなっている点がネックですが、一括で複数の決済方法を導入したい方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。