イベント出店やキッチンカーなど、個人事業主こそ決済代行サービスを活用して売上げアップを目指すべきです。
誰もが社名を聞いたことのある大手企業の多くも、個人事業主向けの決済代行サービスを提供しています。
- 複数の決済方法を導入するなら「Air PAY」
- 海外発送も対応したいなら「GMOイプシロン」
- 屋外でも使いたいなら「Square」
要望別でおすすめの決済代行サービスは、上記のとおりです。
ここでは有名企業による6つのサービスを、決済方法や手数料など利便性を重視して比較した結果をご紹介しています。
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個人事業主でも使える決済代行サービス会社ランキング
数多くの決済代行サービス会社が存在しますが、中には「法人のみ」「BtoB取引のみ」と利用者や利用目的に条件を設けているところもあります。
個人事業者の方がサービス会社を選ぶときは、「個人事業主も利用可能」だけではなく「個人事業主の利用実績がある」ことを重視しましょう。
多くの個人事業主が導入している決済代行サービス会社6社を、手数料や対応している決済方法を参考にランキング形式でご紹介します。
個人事業主でも契約できる、クレジットカードやQR決済の代行会社ランキング
従来は現金以外で利用されることの多い決済方法といえば、クレジットカードが主流でした。
しかし近年はフリマアプリや携帯キャリアなど多くの事業が付随する決済サービスをリリースしており、何らかの「〇〇ペイ」を利用する方も増えています。
よってこのランキングでは、幅広い決済方法に対応していることを重視して順位付けを行いました。
Air PAY(エアペイ)は、リクルートグループによる決済代行サービスです。
専用のカードリーダー(税込み20,167円)を無料で借りるには条件がありますが、条件がゆるいため、新規申込者であれば基本的に対象外となることはありません。
VISAなど主要クレジットカードのタッチ決済にも対応しており、レジ対応業務の回転率アップが期待できます。
決済手数料
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◯ 3.24%
・VISA
・Mastercard
・アメリカンエキスプレス
・JCB
・ダイナースクラブカード
・Discover Card
・銀聯
・その他電子マネー
○2.95%
・QRコード決済
・交通系電子マネー
◯0.99%
COIN+
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売上金の振込手数料
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全銀行で0円
※ゆうちょ銀行は取り扱い不可
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導入までの日数
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カードリーダー発送を含めると2週間前後
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■メリット
- 同シリーズアプリで機能を拡張
- 専用カードリーダーを無料で貸与
- 売上金の振込手数料が無料
- 汎用性の高いポイントサービスに対応
- 屋外・イベントでの利用可能
■デメリット
- Android端末には非対応
- カードリーダーの保証期間が半年しかない
- 売上金の振込先にゆうちょ銀行は不可
- 問い合わせ受付が24時間ではない
Air PAYには同シリーズでAir レジやAirQR、Air ポイントなどのサービスがあり、契約を追加することで決済方法の追加や機能拡張できるメリットがあります。
QRコード決済を導入したい場合は、Air PAY申込時にAirQRへの加盟も必要です。
難点としてiOSのみ対応(Androidは非対応)なことがあげられますが、iOSであれば中古品でも利用できるうえレジ機能も無料で得られるため、工夫次第で初期費用が安く済みます。
キャンペーンを活用すると2万円の専用カードリーダーを無料貸与してくれる点も安く済む理由のひとつです。(ただし保証期間は半年のみなので要注意)
無料の機能拡張でTポイントやWAONポイントを導入でき、店舗オリジナルのポイント制度を作らなくても集客が期待できます。
iOS端末とインターネット環境があれば屋外でも利用できるため、個人事業主の方に多いイベント出店やショッピングカーでの利用が可能です。
注意点として、トラブル時の電話相談受付は9:30~23:00のため、深夜営業のお店ではサポートが難しいことがあげられます。
導入スピードと決済方法の多さ、両方を重視する方は、Squareも選択肢に加えてはいかがでしょうか。
店頭決済の他、インターネットサイトやメールによる請求書発行機能で、遠方にいる顧客へ直接請求することも可能です。
無料のPOSレジ機能アプリや店舗管理機能もあり、レジ業務を含めた店舗運営業務のすべてをSquareで一括管理できます。
PayPayにも対応可能となったことで、更に利便性が高まりました。
決済手数料
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決済(請求)方法による
・3.25%~3.75%(店頭でPOSレジでの決済)
・3.75%(手入力・ブラウザ上での決済)
・3.25~3.75%(ウェブサイトからの決済)
・3.6%(Eコマースでの決済)
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売上金の振込手数料
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0円
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導入までの日数
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最短当日から
※カードリーダー不要の決済方法のみ
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■メリット
- 一部の決済方法は当日から利用可能
- 電話注文でもクレジットカード決済が可能
- 決済手数料のみの料金システム
- POSレジ機能を無料で導入できる
- 在庫やスタッフ管理も無料でできる
■デメリット
- カードリーダーは専用のものが必要(有料)
- 同じカードブランドでも決済方法で手数料が変わる
- ヘルプページなど重要な部分が英語表記のみ
- 電話によるサポート時間が短い
クレジットカード決済のみに対応するのであれば、最短当日から利用できるうえ、手入力などさまざまな請求方法ができるSquareは便利です。
決済端末も最短2~3日でストアから発送されるため、審査に問題がなければ10日程度でPayPayを含めたすべての決済サービスを利用できます。
一部の決済方法は当日から利用できること、端末発送が早いこと、決済方法や対応ブランドが豊富なことから、2位に加えました。
同社のPOSレジ機能など無料アプリを活用することで、レジ機能や在庫・スタッフ管理なども無料で導入できます。
決済手数料のみの明瞭な料金システムですが、同じカードブランドでも決済方法によって手数料が変動することがある点は注意が必要です。
公式サイトのヘルプページが英語表記のみだったり、電話による問い合わせが10:00~18:00と短い時間のみだったりと、サポート面は今後の改善が求められます。
しかし昼や夕方がピークタイムとなるイベント出店やキッチンカー、個人営業の小売店などは、問い合わせ時間と営業時間が重なりやすく、トラブルリスクは低いといえます。
スマレジ・PAYGATEは、無料から使えるPOSレジアプリでおなじみのスマレジが、PAYGATEstationを買収することで誕生した決済代行サービスです。
旧サービスのマルチペイメントに対応している強みはそのままに、スマレジ独自の手厚いサポートが加わることで、加盟店からの信頼を得ています。
クレジットカードや電子マネー、QRコードなど幅広い決済方法に、レシート内蔵の専用端末1台で対応できます。
決済手数料
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◯ 3.24%~
・クレジットカード
・電子マネー
・交通系電子マネー
・QRコード決済
※割引キャンペーンあり
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売上金の振込手数料
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非開示
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導入までの日数
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端末発送も含むと1.5~5ヶ月
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■メリット
- 端末1台で全決済に対応
- 業態に合わせて選べる5つのプラン
- アプリやシステム連携で自由にカスタマイズ
- Wi-Fiと4G対応で屋外でも利用可能
- ショールームで実機を体験できる
- 月額利用料が発生する
- 導入開始まで日数がかかる
- 複数店舗での加盟はスタンダードプラン利用不可
- 専用端末の購入が必須(無料キャンペーンあり)
スマレジ・PAYGATEは、スマレジのPOSレジ機能と連携して利用できるため、レジの金額を端末に二度打ちする手間がかかりません。
店舗数や業態に合わせて最適なプランを選べ、1店舗かつ基本的な機能のみで良ければ、無料のスタンダードプランで事足りるでしょう。
ただしスタンダードプランでPOSレジ機能を利用する場合も、スマレジ・PAYGATEの契約自体に発生する月額利用料(税込み3,300円)はかかります。
端末専用のアプリストア(スマレジ・アプリマーケット)を利用して、ネットショップ連携や請求書発行など、業務効率化に役立つ機能を必要な分だけ購入することもできます。
専用アプリをダウンロードしたうえで4G回線の契約を行っていれば、デリバリー先やイベント会場など屋外でも店舗と同等のキャッシュレス決済に対応可能です。
難点は導入まで最大5ヶ月ほどかかる点ですが、長期化の原因は各クレジットカード会社などの審査期間であり、スマレジ・PAYGATEの処理が遅いわけではありません。
提出書類などに問題がなければ、最短1.5ヶ月で導入できます。
キャンペーンを利用すれば専用端末の購入費(税込み30,800円)が無料になるうえ、決済手数料も値引きされるため、気になる方は早めに問い合わせることをおすすめします。
stera packは、三井住友銀行とGMOが合同で設立した、キャッシュレス決済代行サービスです。
メガバンクと決済に携わる大手企業が提供するサービスなので安心感があり、世界レベルのセキュリティを求めるお店におすすめです。
サイゼリヤの全店舗導入をはじめ、さまざまな業種でstera packが導入されており、今後も利用している店舗がの増加が見込めます。
決済手数料
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2.70%~3.24%
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売上金の振込手数料
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三井住友銀行は無料
その他の金融機関は220円
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導入までの日数
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1.5か月~3か月以上
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■メリット
- 端末1台で決済も店舗運営もできる
- 会員証やスタンプカードが作れる
- 1年間のお試しプランが利用できる
- ロール紙が無料提供
■デメリット
- 導入まで3か月以上かかることがある
- 三井住友銀行以外は入金手数料220円がかかる
- 月額利用料がかかる
- 利用料の支払いにクレジットカードが必要
オールインワン決済端末のstera terminal(ステラターミナル)を使用しており、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどの決済はもちろん、会員証やスタンプカードなどの顧客管理も同じ端末で実行できます。
決済も顧客管理も端末1台で済むため操作しやすく、レジ横のスペースを最小限に抑えられます。
「高性能な端末を体験してみたい」「他社サービスと迷っている」という方が気軽に試せるように、1年間(正確には13か月)月額利用料が無料となるお試しプランもあります。
お試しプラン中はごく平均的な3.24%の決済手数料が、14か月目から移行するスタンダードプランでは、2.70%と業界最安値水準の利率へ変更される点も魅力です。
ただし、注意点として月額利用料3,300円がかかります。
月額利用料が発生する点は痛いところですが、店舗運営や顧客管理に便利なアプリ『おみせポケット』が利用できることや、決済手数料が安くなることなど、メリットも多いのが特徴です。
また、決済に関する消耗品は無料提供となっており、公式サイトでは具体例として端末用のロール紙が無料と明記されています。
サービスの充実度や決済手数料の安さ、ロール紙無料の点を考えると、客単価が高いお店やキャッシュレス決済利用客の多いお店は月額利用料以上のメリットがあります。
首都圏や名古屋、大阪、福岡など都市部には、一部の三井住友銀行店頭で実機体験もできるので、気になる方はお試しプラン申込み前に体験してみてはいかがでしょうか。
※初期費用・トランザクション費用が無料
大手企業の安心感を重視したい方は、インターネット業界大手のGMOグループが提供するGMOイプシロンも検討候補に加えてはいかがでしょうか。
基本的にGMOイプシロンはECショップ向けのオンライン決済サービスのみでしたが、2022年6月に実店舗で利用可能なマルチ決済端末が登場しました。
注意点として、下記の表のとおり決済手数料など手数料関連の条件がこまかい(以下は一部の情報です)ことがあげられます。
詳しい料金については、直接公式サイトからの問い合わせが必要です。
決済手数料
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決済方法ごとに異なる
(下記は一部の例)
◯3.23~3.8%
・マルチペイメント
◯ 4~5.5%
・クレジットカード
◯5.5%~
・電子マネー
◯固定費
・コンビニ
・ネット銀行
・代引き
※手数料割引プランあり
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売上金の振込手数料
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入金サイクル・決済方法による
・0.5%~
・250円~
など
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導入までの日数
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最短9営業日程度(オンライン決済のみの場合)
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■メリット
- 宅配業者との提携サービスあり
- グループ企業のショッピングカート連携あり
- オプションで分割・リボ払いに対応可能
- バーチャル口座で入金確認がしやすい
- 豊富な決済方法をオンライン・実店舗で利用できる
■デメリット
- 通常時の決済手数料が法人契約より高い
- 売上に関わらず月額最低手数料がかかる
- 機能ひとつひとつが有料
- 一部の決済方法は利用不可
グループ企業がショッピングカート機能を提供していることもあり、ネットショップでの使いやすさに定評のあるサービスです。
オプションによって宅配料金が安くなったり、さまざまな決済方法を導入できたりしますが、月額最低手数料の設定もあるため、契約内容はしっかりと確認しましょう。
また、ペイジー決済・キャリア決済・Amazonペイメントなど一部の決済方法は法人契約のみとなっており、個人契約の場合は利用できる決済方法が限られる点に注意してください。
最大のメリットは、対応しているサービス会社が少ない「分割・リボ払いへの対応ができる」ことで、高額商品を取り扱うお店に最適です。
マルチ決済端末は個人事業主でも利用可能で、専用端末1台でクレジットカード(タッチ決済込み)、QRコードに対応しており、今後電子マネーにも対応予定です。
ECショップと実店舗のキャッシュレス決済売上分をマイページで一元管理できるメリットがある一方で、一定金額以下の場合は月額最低手数料が発生する点に注意してください。
たとえば売上が5万円以下は1,500円発生する(マルチ決済端末の場合)など、一定金額以上の売上がなければ毎月の月額利用料の負担が大きくなるため、初めてキャッシュレス決済を導入する方は慎重に検討しましょう。
ソフトバンクグループ傘下のPayPayは、大々的なキャッシュバックキャンペーンを頻発していることもあり、知名度の高い決済代行サービスです。
Alipayなど中国やその他東アジアを中心に普及している各種QRコード決済への対応や、Amazonとの提携など、積極的に外部サービスとの連携を行っています。
一方で、リリース当初の無料キャンペーンが終了しており、契約内容によっては決済手数料や入金手数料が発生することがある点は注意が必要です。
決済手数料
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1.98%~
※PayPayマイストアライトプラン未加入の場合
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売上金の振込手数料
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月1回の場合は無料
※有料の早期振込サービスあり
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導入までの日数
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最短1週間程度
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■メリット
- インターネット環境のない屋外でも利用可能
- 事前注文できる飲食店向けサービスあり
- 専用端末の購入不要
- クレジットカード受け渡しがないため衛生的
- 豊富なキャンペーンで集客効果あり
■デメリット
- 顧客側がコードを読み取る手間がある
- QRコード決済しかできない
- レジシステムは個別で用意する必要がある
- キャンペーン時はサーバートラブルが多い
- 完全無料で利用できるキャンペーンは終了
日本でも幅広い利用者がおり、独自のキャッシュレス決済ブランド(QRコード)として最も知名度とユーザー数のあるサービスです。
Alipay・Kakao Pay・AlipayHKなど、東アジアを中心に普及率が高いQRコード決済にも対応しており、インバウンド・国内問わず集客力アップが見込めます。
顧客のインターネット通信環境に頼るため、店舗側が改めてインターネット環境を整える必要がありません。
イベント会場やテラス席など、屋外やレジから遠い場所での決済が可能です。
一方、顧客がQRコードを読み取って金額入力する手間があるうえ、店員の目視確認のみとなるため、見間違えるリスクがあります。
利用者数やキャンペーンが多いメリットは、いざキャンペーンが始まるとサーバートラブルによって決済機能自体が利用できない事態を招きやすいため、おまけ程度に考えましょう。
リリース当初は決済手数料すらも無料という大盤振る舞いで注目されていましたが、現在は決済手数料が有料化し、完全無料では利用できなくなりました。
ただし月額1,980円の有料プランに加入で決済手数料が1.60%、無料プランでも1.98%と業界最安値のため、手軽に始めたい方は有料化した現在でも十分魅力を感じるでしょう。
料金面や手軽さが魅力的な一方、Squareなど他社サービスでも導入が進んでいることや、対応している決済方法が少ない点を踏まえて6位としました。
ネットショップ開設サービスでおなじみのSTORESによる、決済代行サービスです。
運営会社の統合などにより、サービス名も旧CoineyからSTORESターミナルへ変わり、現在は更にSTORES決済へ変更されています。
実店舗を構えずオンライン販売のみを検討している方には、ネットショップも開設できる「STORES」がありますが、実店舗の経営も視野に入れている方はSTORES決済がおすすめです。
決済手数料
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◯1.98%
交通系電子マネー
◯ 3.24%
・VISA
・Mastercard
・アメリカンエキスプレス
・JCB
・ダイナースクラブカード
・Discover Card
・電子マネー
・WeChat Pay(微信支付)
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売上金の振込手数料
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無料
※月1回の自動入金の場合
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導入までの日数
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端末発送を含めると最短3営業日程度
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■メリット
- 入金サイクルを選べる
- 手数料が明瞭
- 売上10万円以上で振込手数料が0円
- スタッフごとの売上管理が可能
- Android端末でも利用可能
■デメリット
- カードリーダー1台に接続できる端末は1台のみ
- カードリーダー無料化には条件がある
- 決済方法が少ない
- 契約内容で決済手数料が変わる
売上金は、無料で利用できる月1回の自動入金もしくは、有料の手動入金があります。
手動入金は1回の申請ごとに200円かかりますが、10万円以上の振込で手数料無料が適用されるため、キャッシュレス売上が多い場合は気にならないでしょう。
専用管理画面や端末では、スタッフごとに権限設定や売上管理ができるため、個別ノルマのある業種やインセンティブ制度のある職場で役立ちます。
カードリーダーとペアリングできる端末はiOSに限らず、Androidも利用できるメリットがありますが、接続台数が1台のみで無料貸与の条件がこまかい点に注意しなければなりません。
料金設定が分かりやすい一方で、対応している各決済方法のブランド数が少ない(ユーザー数の多いPayPayに未対応)点を考え、7位としました。
決済方法が多いのはAir PAYとstera pack!事業内容によってはSquareやPayPayもおすすめ
改めて、上記ランキングにあげた各サービス会社の特徴を表で見てみましょう。
対応している決済方法の多さを見ると、TポイントやWAONなどポイントサービスの利用もできる(オプション申し込みが必要)Air PAYの利便性が群を抜いています。
高セキュリティな端末をお試しプランで気軽に始めたいなら、同じく幅広い決済方法に対応しているstera packも候補にあげられます。
イベント出店やキッチンカー、テラス席など、屋外やレジから離れた場所で利用したい場合は、SquareやPayPayがおすすめです。
いずれも月額利用料などがお得な点は共通していますが、それぞれの違いをあげると以下のとおりです。
豊富な決済方法とポイント制度を取り入れたいなら、Air PAYが便利です。
他社にも複数種類の決済方法やポイントサービスを導入できるところはありますが、コストを抑えられる面でAir PAYに勝るサービスはありません。
Squareはヘルプページが英語表記など発展途上な部分もありますが、キャッシュレス決済を最短当日で導入できるうえ、決済方法も端末も選択肢が多いことが魅力です。
PayPayは端末を用意する必要がなく、QRコードの印刷されたPOPを店頭に置くだけで、屋外でもイベント会場でも即座に決済対応できる点が特徴です。
また、「少額でカードを出すのは気まずい・恥ずかしい」と感じる層も少なからず存在するクレジットカード決済に反して、PayPayは少額でも気軽に利用してもらえます。
客単価が少額で、素早く決済したいイベント会場などで活躍してくれるでしょう。
どの決済代行サービスを選ぶか迷ったときは、このように決済方法の種類だけではなく、顧客のニーズや使用環境も考慮して選ぶことをおすすめします。
まとめ
決済代行サービス会社の中には個人事業主に対応している大手も多く、安心して申し込むことができます。
注意点は、決済代行サービス会社ごとに対応可能な決済方法や利用できる環境が大きく異なるところです。
自社やお店の特性・需要・客層などをよく分析したうえで、最も合うサービスを選びましょう。
迷ったときは決済方法の豊富なAir PAYやstera pack、目的に応じた端末を選べるSquare、少額利用しやすいPayPayがおすすめです。
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