Square Terminalは、小型で持ち運びしやすい専用端末を利用した、決済代行サービスです。
とくに以下の要望を持つ方におすすめです。
- 飲食店や美容院などレジ以外でも会計したい
- 混雑時のみキャッシュレス対応できるレジを増設したい
- 導入にも運用にもコストをかけたくない
Square Terminalの専用端末に関する詳しい情報などは、公式サイトでチェックできます。
ここでは、Square Terminalの使いやすさやコストの目安とともに、実際に導入している方の口コミ情報などをご紹介します。
Squareに関する情報を見たい方は、こちらからどうぞ
Square(スクエア)を使う前に気になる「手数料」や「料金」、「審査の厳しさ」・「評判」を調べました
Square Terminalの情報まとめ
サービス名 | Square Terminal |
会社名 | Square株式会社 |
対応環境(オンライン決済・店舗決済など) |
オンライン決済 店舗決済 |
決済手段(クレカ・コンビニ・口座振替・後払い) |
クレジットカード ・VISA ・Mastercard ・JCB ・アメリカン エキスプレス ・ダイナースクラブカード ・Discover Card 交通系電子マネー 電子マネー ・iD ・QUIC Pay QRコード決済 ・PayPay |
手数料 |
・クレジットカード…3.25% ・交通系電子マネー…3.25% ・電子マネー…3.75% ※iDのみ3.75% ・QRコード決済…3.25% |
引き落とし日(何日〆何日支払いか) | 最短で翌営業日振込 |
申込時に必要な書類 |
非開示 ※公式サイト上で以下の情報を入力後に担当者が案内 ・業種 ・年間売上高 ・現在の状況(カード決済の対応の有無・カード売上) ・連絡先 ・Square Teminalの利用目的 |
審査にかかる時間 |
アカウント登録は数分 専用端末は最短2日で発送 |
無料トライアルの有無 |
無 ※端末は30日間の返品保証あり |
無料プランの有無 | 無 |
モバイルでの利用可否 | 一部サービスのみ |
他社よりも優れている点 |
・オンライン上での決済にも対応 ・一部のサービスは即日で利用可能 ・売上金の振込手数料が無料 ・レシートプリンター内蔵 ・タッチパネルで常に清潔 |
Square Terminalは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
Square Terminalは、1台の端末で幅広い決済方法に対応できる決済代行サービスです。
専用端末を使用することで、以下の決済方法を受け付けることができます。
- ICチップ付きクレジットカード
- 非接触型カード
- 電子マネー
- QRコード決済(PayPay)
ポイントは、非接触型のカード決済にも対応している点です。
近年は感染症予防や防犯の目的で、非接触型(タッチで決済できる)クレジットカードやデビットカードの普及を目指すカード会社もあります。
使用者としても店員にカードを預けなくて済むため防犯性が高く、衛生的で、決済スピードの短縮にもつながると好評のサービスです。
従来のカードリーダーに読み取らせる方法でも決済自体は可能ですが、非接触決済に対応する端末を導入することで、「お客様に選ばれやすい店」になります。
Square Terminalの決済サービスすべてを利用するためには、専用の端末を用意する必要があります。
ただし、クレジットカード決済のみを即日で利用したいのであれば、アカウントにログインできるモバイル機器やPCさえあれば、専用のオンライン決済ページで対応可能です。
しかしモバイルやPCを利用した決済は手続きに手間がかかるため、店頭でスムーズな対応をしたいのであれば、専用端末の購入をおすすめします。
片手で持ち歩けるコンパクトサイズなうえ、レシートプリンター内蔵かつ充電式でコードレス利用できるため、テラス席などレジから離れた場所でも決済可能です。
Square Terminalの手数料はいくら? 他社よりも高い?
Square Terminalの決済手数料は、決済方法ごとにこまかく決められています。
- クレジットカード…3.25%
- 電子マネー…3.75%
- 交通系電子マネー…3.25%
- QRコード決済…3.25%
決済代行サービスに業界共通の手数料のボーダーはありませんが、多くの企業で適用されているのが、3.24%~3.74%の範囲です。
そのためSquare Terminalの決済手数料は、わずか1%高くなりつつも、ごく平均的な金額と言えます。
他社にはカード会社に関係なく15%や30%の決済手数料を一律で提示しているところもあるため、Square Terminalの手数料は良心的な金額です。
PayPayのみ直接PayPayと契約した場合に比べると、若干手数料が高くなります。(公式では1.60%~1.98%)
しかし他の決済方法も網羅的に利用できる点を考慮すると、管理や決済方法を一元化できる分、Square Terminalの単独契約も十分魅力的です。
Square Terminalは手数料以外に月額利用料はかかる?
決済代行サービスを利用する場合、一部の代行サービス会社では初期費用や月額利用料が請求されます。
Square Terminalは公式サイトで「余計な手数料や隠れた費用は存在しない」ことを売りとしており、実際、月額利用料など継続して生じる料金はありません。
唯一、加盟時に生じるのがSquare Terminalの専用端末の本体代金39,980円(税込み)です。
アカウント登録後に専用端末を購入すれば、以降は利用に応じて生じる決済手数料のみでキャッシュレス決済を導入できます。
ちなみに、売上金は三井住友銀行・みずほ銀行いずれかの口座宛ての場合は最短翌営業日に手数料無料で振り込まれます。
その他の金融機関の口座をしている場合は、毎週金曜日に振り込まれますが、こちらも手数料は無料です。
Square Terminalを登録する際の審査は厳しい?
Square Terminalを利用するためには、アカウント登録と専用端末の購入が必要です。
アカウント登録は完全オンラインで申し込むことができ、書類の郵送による提出も求められません。
各キャッシュレス決済サービスの導入に関する審査は、アカウント登録の申込時に行われます。
カード会社それぞれが加盟基準を設けているため、Square Terminalの審査が特別緩いとも厳しいとも言えませんが、他社サービスにはないメリットがひとつあります。
Square Terminalのメリットは、基本情報の入力のみで申込書を用意することなく審査を受けられる点です。
取り扱い商材や口座情報など基本的な情報を伝えると、カード会社などで審査が行われ、通過したカードブランドやサービスのみ利用できるようになります。
そのため「書類の記入ミスで審査に落ちた」「一部のカードブランドで落ちたから利用を断れた」などの心配がありません。
個人事業主でも手軽に申し込めることから、各カード会社の審査内容以外の理由で審査に落ちることはないと言えます。
また、「審査に通りやすい」と評判の他社サービスで審査に落ちたという方も、Square Terminalのアカウント登録は問題なくできたケースが複数あります。
Square Terminalの評判は良い? 悪い口コミはない?
既にSquare Terminalを導入している方の間で、どのように評価されているのか、実際の評判を調べてみました。
公式サイトの導入事例やその他個人ブログの口コミをまとめると、以下のとおりでした。
良い口コミ
- テーブル会計時にレシート出力も一台でできる
- 領収書もレシートプリンターで出せて負担が少ない
- 出力されるレシートにお店のロゴが入るのが嬉しい
- 売上金の振込が早く、コスト削減もできた
悪い口コミ
- 公式サイトの導入ガイドが分かりにくい
- 他社システムとの連携に向いていない
上記の他にも、良い口コミとして「審査が早い」「専用端末が届くのが早い」など、導入スピードの速さを高く評価している声が多数ありました。
使いやすいうえ料金が専用端末と決済手数料のみのため、結果的にコスト削減効果も実感している方もいました。
一方で、導入時の設定に四苦八苦したという方も少なからずいるようです。
公式サイトなど導入ガイドは用意されていますが、解説動画やイラストが少なく、文字ばかりのため必要な情報が見つかりにくく、導入に時間がかかった方のケースもありました。
ただし、公式サイトから問い合わせれば即座に対応してくれるため、サポートを受けることで解決できる問題です。
また、Squareの他サービスと連携することでレジやオンライン決済にも対応できる一方で、一部の他社システムとの連携ができない・難しいという声もあります。
基本的にSquareの他サービスで店舗運営業務に関わるシステム面・決済面のカバーはできますが、他社システムを利用したい方は連携できるかどうか事前確認が必要です。
まとめ
Square Terminalは、コードレスでコンパクトな専用端末1台で複数のキャッシュレス決済に対応できる決済代行サービスです。
近年、普及傾向にある非接触型の決済方法にも対応しており、衛生的に利用できます。
PayPayへの対応や、JCB手数料の改定(3.95%から3.25%へ値下げ)も行われ、ますます便利になりました。
他社サービスの審査で落ちた方や個人事業主の方もSquare Terminalなら即日で審査に通ったという声も多いため、乗り換えを検討している方も新規加盟を検討している方も、まずは一度アカウント登録に挑戦してみることをおすすめします。
※最短当日から利用可能