2021年から日本で発売されるEVERING(エブリング)をお得に使う方法と対応している決済サービスを紹介

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とにかく手軽かつ最短時間で決済を済ませたい、と考える方に最適なツールが、2021年日本上陸予定のウェアラブルデバイス「EVERING(エブリング)」です。

ユーザーにとっても、店舗側にとっても、以下のようなメリットがあります。

  • 非接触かつスピーディーに決済完了できる
  • カードや現金を取り出す手間がなく、荷物も減らせる
  • 常に視界に入るため盗難や紛失に気付きやすい

既に発祥地の英国では広く浸透しつつある小型のウェアラブルデバイスによる決済方法について、特徴と国内で利用できる場所をご紹介します。

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指輪で決済ができる「EVERING(エブリング)」とは

「EVERING(エブリング)」とは、プリペイド式で手軽に決済できる指輪型のウェアラブルデバイスです。(英国では「McLEAR Ltd」の名称で発売済み)

非接触が魅力のVISAのタッチ決済機能を利用しており、タッチ決済対応店舗や自販機ならどこでも利用できます。

既存のアイテムやサービスと「EVERING(エブリング)」の異なる点は、以下のとおりシンプルな機能で使い勝手が良いうえ、仕様ひとつひとつが利用者に優しいところです。

  • 金属アレルギーでも安心の低刺激なセラミック製
  • 充電不要でいつでも使える
  • 5気圧防水でつけたまま手洗い可能
  • 盗難・紛失時はアプリで即刻利用停止できる
  • 複数枚・他ブランドのクレジットカードを登録可能
  • NFCを使ったスマートキーの開閉にも対応

セラミック製の本体は金属アレルギーを持つユーザーに配慮しつつ、耐久性をしっかりと確保しています。

充電不要の本体は防水性にも優れ、「つけっぱなしで手を洗って故障した」「充電を忘れて決済できなかった」などトラブルの心配がありません。

最大の懸念点である、盗難や紛失に対するサポートも充実しています。

専用アプリで管理できるため、盗難や紛失が起こったら即座にアプリで利用停止でき、混雑するコールセンターにかけてつながるまでの時間を無駄にせずに済みます。

サービス自体はVISAのタッチ決済システムを利用しますが、残高チャージには複数枚のカードや他ブランド(JCBなど)のカードの登録・利用が可能です。

決済機能の他、内蔵したNFC(近距離無線通信)に対応するスマートキーの開閉もできるため、決済もドアの施錠・開錠もカバンからカードや鍵を取り出す必要がありません。

また、日本の公式販売代理店では、将来的に月1,000円未満のサブスクリプション提供も検討しており、近い将来で手軽に誰もが利用できるようになるでしょう。

「EVERING(エブリング)」の決済の仕組み

スマートリングの一種である「EVERING(エブリング)」は、プリペイド式のため金銭管理しやすく、盗難紛失時の被害を抑えられるメリットがあります。

決済の仕組みや基本的な流れは、以下のとおりです。

  • スマートフォンのアプリで利用するクレジットカードの登録
  • クレジットカード決済で「EVERING(エブリング)」へチャージ
  • 店頭で「VISAのタッチ決済で」と店員に伝える
  • 専用のカードリーダーに指輪をかざす
  • 決済完了

店舗によっては一定金額を超える高額商品はカードによる決済とサインが求められますが、日常の買い物程度であれば指輪単体で決済可能です。

最初にスマートフォンの専用アプリを介して残高チャージしなければなりませんが、複数枚のカードを登録できるうえVISA以外のブランドのカードも利用できるメリットがあります。

「EVERING(エブリング)」にチャージすることで、VISA対応していても他のカードブランドには対応していない、というお店でもキャッシュレスによる買い物ができるようになります。

更にチャージ用に登録するカードを使い分けることにより、ポイント還元率アップキャンペーンを狙って効率よく「ポイ活」ができるでしょう。

ただし注意点として、通常のVISA決済(カードリーダーにカードを挿入するタイプ)のみ対応の店舗では利用できません。

「EVERING(エブリング)」でポイントを貯めるなら何がおすすめ?

VISA以外のカードブランドも利用できる「EVERING(エブリング)」は、登録するクレジットカードによってポイントで得する人とそうでない人がはっきりと分かれてしまいます。

効率良く「ポイ活」するためには、以下にあげる5社のクレジットカードがおすすめです。

クレジットカード名 楽天カード dカードGOLD Yahoo! JAPANカード OricoCard THE POINT リクルートカード
貯まるポイント 楽天ポイント dポイント Tポイント オリコポイント リクルートポイント
おすすめな人 楽天系サービスの利用者

docomo利用者 PayPay利用者
Tカード利用者
ネットショッピング利用者 リクルート系サービス利用者
特徴 カード審査が通りやすい
楽天市場などポイントアップキャンペーンが多い
ポイント利用できる場面が多い
家族カード1枚無料
スマホ料金の10%還元
スマホ料金の支払いに利用できる
ポイント利用できる場面が多い

Tカードとしても利用可能
Tポイントの提携先が多い
複数のカードのTポイントを合算できる
入会後半年間は還元率2%
Amazonや楽天市場なども高還元
ポイント交換先が多い
一部の商品はポイントで即時交換
ポイント還元率が1.2%と高い
リクルート系サービスでポイント利用できる
月ごとの累計額に応じた付与で無駄なく貯まる

いずれも100円利用ごとに1P(還元率1%)以上のクレジットカードです。

一部の特典やキャンペーンは「EVERING(エブリング)」を介した利用分には適用されませんが、併用することでより効率良くポイントを貯めたり利用したりすることができます。

たとえば楽天カードの場合、貯まったポイントはその場で現金と同様に使用できる他、楽天カードの支払いにも利用可能です。(一部の期間限定ポイントは除く)

「EVERING(エブリング)」に1万円分チャージしたとしても、1万円分の楽天ポイントが貯まっていれば、ポイント支払いで翌月の支払分を相殺することができます。

更に「EVERING(エブリング)」へチャージした1万円に対するポイントも新しく発行されるため、ポイントアップキャンペーンを狙うと効率良く還元されます。

クレジットカードごとに貯められるポイントの種類や活用方法が異なるため、ライフスタイルに合ったカードを利用しましょう。

ブランド問わず複数枚のカードを登録できる「EVERING(エブリング)」は、ポイントアップキャンペーンに合わせて使い分ける方法もおすすめです。

実は増えているVISAのタッチ決済を使える場所

登場当初は利用できる店舗が限られており、非接触のメリットを活かしきれていなかったVISAのタッチ決済ですが、近年は爆発的に利用可能店舗が増加しています。

たとえば、以下の施設や場所でVISAのタッチ決済を利用できます。

  • 主要コンビニ(セブンイレブンなど)
  • 電子決済対応の自販機(コカ・コーラなど)
  • 全国チェーンのスーパー(平和堂など)
  • 全国チェーンのショッピングモール(イオンモールなど)
  • 有名百貨店(京王百貨店など)
  • 大型商業施設(丸ビルなど)
  • 旅行関連施設(成田空港・JTBなど)
  • 全国チェーンの飲食店(ドトール・マクドナルドなど)
  • 専門店(ヒマラヤスポーツ・文教堂など)
  • 郵便局

全国チェーンの施設やサービスのみではなく、地方の商業施設などでもVISAのタッチ決済が導入されています。

駅構内や併設している商業施設にも導入されている場合があり、幅広い分野で非接触によるキャッシュレス決済が可能です。

近年のキャッシュレス決済利用者数の増加にともない、今後は更に利用できるスポットの増加が見込めます。

VISAのタッチ決済はどのサービスが対応してる?

キャッシュレス決済導入を検討している店舗経営者の方や、対応できる決済方法を増やしたいと考えている担当者の方は、VISAのタッチ決済も視野に入れることをおすすめします。

人気の決済代行サービス会社のうち、既にVISAのタッチ決済に対応しているところは、Square(スクエア)Airペイです。

ペイゲートステーション(PAYGATE Station)など他社サービスの中にもNFC対応(非接触で決済できる機能)ありのサービスはありますが、VISAタッチ決済の対応は不明瞭でした。

NFCは複数の規格があり、搭載していても「交通系ICカードのみ」「Felicaのみ」など、一部の決済方法に限られている場合もあるため、必ずしもVISAタッチ決済対応とは限りません。

そのため、VISAの公式サイトで紹介されているSquareと明確にタッチ決済対応の表記があるAirペイ以外は、NFC機能搭載でもタッチ決済ができない可能性が考えられます。

VISAのタッチ決済を店舗に入れるならこれがおすすめ!

SquareもAirペイも手軽に導入できる決済代行サービスですが、初めて決済代行サービスを導入する方や、即座にVISAのタッチ決済を導入したい方には、Square(スクエア)がおすすめです。

Squareの基本的な情報は、以下のとおりです。

サービス名 Square(スクエア)
会社名 Square株式会社
対応環境 ・オンライン決済
・店舗決済
決済方法 ・クレジットカード
VISA
Mastercard
アメリカン エキスプレス
JCB
ダイナースクラブカード
Discover Card
・自店オリジナルのプリペイド・ギフトカード(発行サービス有)
・メールによる請求書発行でのオンライン決済

決済手数料 3.25%
JCBのみ3.95%
カード情報手入力の場合は3.75%
支払日 カード利用日の翌営業日払い(みずほ銀行・三井住友銀行の口座のみ)
毎週金曜日(上記以外の銀行口座)
オンライン申し込みで最短当日
モバイル利用
スマホ・タブレットを専用端末(リーダー)に接続して使用
IPhone、Androidの他、手入力で他モバイルも利用可能
特徴 ・海外カードに多い磁気タイプも端末に同梱の専用リーダーで対応
・Bluetooth接続でPOSレジとの連携可能
・海外出店に最適(米国 (50 州)、カナダ、日本、オーストラリア、イギリスで利用可能)
※サービス利用には各国でその国専用のアカウント作成が必要
・自社開発のAPIとの連携でさまざまな業種・業務に活用可能
・支払い異議申し立て時のカード会社への対応を代行
・2段階認証、アクセス権限の制限など、豊富なアカウント保護ツール

Squareのメリットは、導入スピードが早いうえ初期費用やランニングコストをしっかりと抑えられるところです。

たとえばクレジットカード決済のみであれば、最短で会員登録をした当日中にパソコンを利用した専用サイトでの決済が可能となります。(VISA・MasterCard・アメリカン エキスプレスのみ)

交通系ICカードやVISAのタッチ決済、その他電子マネーは、別途購入が必要な専用カードリーダー「Square Reader」を用意します。

Squareが初期費用やランニングコストを抑えられる理由のひとつが、この専用カードリーダーです。

本体価格が4,980円かつ送料無料、磁気テープつきクレジットカードの決済用に磁気リーダーも付属しています。(専用のドックを追加しても8,579円)

他社では2万円前後する場合も多いカードリーダーを1万円以下で購入できるうえ、毎月の固定費が発生しないため、導入後は決済手数料のみでサービス利用が可能です。

自社や自店にVISAのタッチ決済需要がどの程度あるか、判断が難しい方は多いでしょう。

莫大な初期費用や月額固定費を生じさせる前に、まずは手軽に低コストで始められるSquareで利用状況を確かめてみてはいかがでしょうか。

ウエアラブル決済端末はこれから増加予想! キャッシュレス決済を導入しよう

世界的に衛生面への関心が高まっている近年、「EVERING(エブリング)」のような非接触で利用できるウェアラブル決済端末の需要は増加が見込まれます。

日本国内でも現金以外の決済方法が浸透しつつある現状を考えると、ウェアラブル決済端末も視野に入れたキャッシュレス決済の導入が今後の売上を大きく左右するといえるでしょう。

SquareはVISA公式サイトでも正式に紹介されているサービスのため、その点でも信頼して利用できるサービスです。

VISAのタッチ決済の導入を検討している方は、コスト負担の少ないSquareから試してみることをおすすめします。

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