Star Payは日本・中国の他にベトナムやシンガポールなど東アジアで活用されているQRコードを中心に、幅広く対応しているマルチペイメントサービスです。
とくに以下のような要望や特徴を持つ方におすすめです。
- 中国人以外のインバウンドにもアプローチしたい
- 複数のQRコードを一括導入したい
- 自社のPOSレジと連携したい
公式サイトには現在対応可能なQRコード決済ブランドの他、専用端末についての情報も掲載されているため、まずは公式サイトで詳細を確認してみてください。
ここでは、StarPayをすでに導入した企業やショップによる口コミなど、実際の評判とともにサービスの特徴をご紹介しています。
Star Payの情報まとめ
会社名 | 株式会社ネットスターズ |
---|---|
サービス名 | Star Pay |
対応環境(オンライン決済・店舗決済など) | 店舗決済 |
決済手段(クレカ・コンビニ・口座振替・後払い) |
QRコード決済 ・LINE Pay ・d払い ・PayPay ・楽天ペイ ・au PAY ・メルペイ ・ゆうちょPay ・クオ・カードペイ ・Jcoin ・微信支付(WeChat Pay) ・支付宝(ALIPAY) ・銀聯(UnionPay) ・VIA ・街口支付(JKOPay) ・GLN |
tammtemmgeoui | 非開示 |
引き落とし日(何日〆何日支払いか) | 非開示 |
申込時に必要な書類 |
公式サイトより専用フォームから新規登録 ※その他提出物については非開示 |
審査にかかる時間 |
非開示 ※混雑状況による |
無料トライアルの有無 | 無 |
無料プランの有無 | 無 |
モバイルでの利用可否 | 可 |
他社よりも優れている点 |
・使用端末を選ばない ・自動でQRコードのブランドを識別 ・券売機やPOSレジへの導入も可能 ・提携するPOSレジシステムが多数 ・24時間365日対応のコールセンターあり |
Star Payは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
株式会社ネットスターズが提供するStar Payは、国内外の多種多様なQRコード決済に対応した決済代行サービスです。
最大の特徴は、以下のとおりさまざまな環境で使用できる点です。
- POSレジとの連携で使用
- 券売機や自動販売機への導入
- スマホやタブレット上で使用
- 専用端末での利用
QRコードのブランドを自動で識別してくれるため、レジ等の操作でコードの種類を聞いて操作ボタンを使い分ける必要がありません。
POSレジとのAPIインターフェイスによる連携をはじめ、券売機や自動販売機への導入も可能です。
最も手軽に利用できる方法は、スマホやタブレットに専用アプリをダウンロードして使用することです。
紙のレシートを顧客に渡したい場合は、レシートプリンターつきの専用端末を同時に申し込んではいかがでしょうか。
このように業種や業態、店舗の規模に合わせて導入方法が選べるため、Star Payは初期費用を抑えたい方や自店に合った決済方法を取り入れたい方におすすめです。
Star Payの手数料はいくら? 他社よりも高い?
Star Payは特徴のひとつに「導入・運用のいずれも人的・金銭的負担が少ない」ことをあげています。
しかし、公式サイトには具体的な決済手数料の金額が提示されていません。
Star Pay加盟店規約によると、決済手数料は個別で両社の合意のもと決定することが記載されていることから、個別見積もりが行われると考えられます。
あくまで一例ですが、企業のデジタル化をサポートする会社によると、決済手数料は3.25%~4.0%という声もあります。(2020年4月時点)
QRコードのブランドごとに異なるため、「中国人観光客が多い」など特定のブランドを多く利用する可能性の高い方は、Star Payに問い合わせることをおすすめします。
Star Payは手数料以外に月額利用料はかかる?
Star Payの利用で発生する決済手数料以外のコストは、ほとんどありません。
その他の費用としてあげられるものは、以下の3つのみです。
- 端末のSIMカード台(必要な方のみ)
- 端末・プリンター台(必要な方のみ)
- 売上金の振込手数料
レシートプリンターつきの専用端末を利用したり、別途レシートプリンターを希望したりする場合は、本体料金等が必要です。
たとえば既存のPOSレジと連携させて使用する場合や、スマホ・タブレットで使用しつつレシート印字は行わない場合は、これらの料金は不要です。
売上金を指定の銀行口座へ振り込んでもらうときの、振込手数料のみ発生します。
Star Payを登録する際の審査は厳しい?
Star Payの加盟店審査は、導入するQRコードのブランドごとに行われます。
自社審査ではなく各ブランドの運営会社(楽天ペイの場合は楽天が行う、など)で審査が行われるため、Star Payが特別通過しやすいということはありません。
ほとんどの企業では中国や米国、国内のQRコードブランドのみを取り扱っていますが、Star Payはその他の東アジア発のブランドにも対応しています。
よって取扱商品や業態を理由に一部の海外発QRコードは審査に通りにくくなる可能性はあるでしょう。
少なくとも、国内や中国の「○○ペイ」系はクレジットカードの審査に比べると通過しやすい傾向にあるため、すべてのブランドで審査に落ちる可能性は低いと言えます。
Star Payの評判は良い? 悪い口コミはない?
StarPayをすでに導入している企業やショップによる口コミ情報を探してみたところ、多くの方が複数の「○○ペイ」系を一括導入できる利便性を評価していました。
ブログやSNSなどで見つかるStarPayの口コミをもとに、実際の評判についてまとめた結果は以下のとおりです。
良い口コミ
- 多すぎる「○○ペイ」系の導入に便利
- 専用端末で顧客側の入力手間がなくなった
- 複数導入できるので幅広い層の売上がアップした
- キャンセル処理が簡単
悪い口コミ
- 専用端末は項目を選ぶ過程が多い
- 各社のキャンペーンが利用できない
多くの顧客がさまざまな「○○ペイ」の利用を希望するケースが増えており、店舗側は複数の決済方法に対応することが望まれています。
StarPayは1社ずつ導入する手間を省けるうえ、専用端末を利用すれば金額入力を顧客に任せなければならない不安も解消されます。
それぞれが自分にとって使いやすい「○○ペイ」を持っている中、一括導入できたことで老若男女問わず集客効果や売上アップにつながった商業施設も少なくありません。
一方、専用端末に対する評価はバラバラで、「使いやすく高齢のスタッフも1週間程度で覚えてくれた」という声もあれば「選択する項目が多すぎる」という声も見つかりました。
また、LINEPayやPayPayなど頻繁にキャンペーンを行っているところは、一部のキャンペーン(期間限定で決済手数料無料など)を利用できない場合もあるようです。
ただし消費者向けのキャッシュバックキャンペーン等は問題なく対象となるため、集客効果での格差はありません。
企業向けのキャンペーンに魅力を感じなければ、デメリット面は気にする必要はないでしょう。
まとめ
StarPayは国内や中国のQRコード決済に加え、ベトナムやシンガポールなど他国で主流となっているQRコード決済も利用可能です。
今後は更に利用できるブランド数を増加させる予定もあり、インバウンドに力を入れたい方におすすめの決済代行サービスです。
直接インターネット上で申し込み手続きを進められるため、まずは詳細確認を兼ねて公式サイトから問い合わせてみてはいかがでしょうか。