豊富な決済方法を取り扱うソニーペイメントサービスは、決済方法を理由に離脱する顧客を抑えることが期待できます。
とくに、以下のような方におすすめの決済代行サービスです。
- 従来の業務フローを維持しつつ効率化させたい
- 外貨での対応(海外進出)も視野に入れている
- セキュリティでカード情報をしっかり守りたい
具体的な料金設定は公式サイトにも書いていないため、検討している方は一度公式サイトから見積もりを依頼することをおすすめします。
ここでは既に導入している方の口コミを参考に、ソニーペイメントサービスの人気の理由や利便性についてご紹介します。
ソニーペイメントサービスの情報まとめ
会社名 | ソニーペイメントサービス株式会社 |
---|---|
サービス名 | ソニーペイメントサービス |
対応環境(オンライン決済・店舗決済など) | オンライン決済 |
決済手段(クレカ・コンビニ・口座振替・後払い) |
クレジットカード ・VISA ・Mastercard ・アメリカン エキスプレス ・JCB ・ダイナースクラブカード 専用機器によるクレカ決済 コンビニ決済 外資決済 銀聯カードネット決済サービス Pay-easy 口座振替 後払い決済代行・ATOdENE(アトディーネ)を使用 キャリア決済 電子マネー決済代行 楽天ペイ |
tammtemmgeoui |
非開示 個別で見積もり |
引き落とし日(何日〆何日支払いか) | 月末〆の翌月20日払い |
申込時に必要な書類 |
非開示 ※個人事業主は個人事業開業届(受領印あり)コピーも必要。 一部サービスは利用不可 |
審査にかかる時間 |
最短2週間前後 平均1.5か月 |
無料トライアルの有無 | 無 |
無料プランの有無 | 無 |
モバイルでの利用可否 | 可 |
他社よりも優れている点 |
・世界基準のセキュリティに準拠 ・決済システム20年の実績 ・数多くのECカートとの決済代行サービス提携 ・独自の認証システムで不正利用の抑止 |
ソニーペイメントサービスは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
ソニーグループ傘下企業による決済代行業の「ソニーペイメントサービス」は、クレジットカードの他に電子マネーなど幅広く取り扱っています。
キャリア決済や外貨決済代行など、他のサービス会社では取り扱いの少ない決済方法も取り入れており、さまざまな決済方法を1社契約で済ませられる点がメリットです。
オンラインショップや電話受注での使用を想定しているため、基本的に店舗での利用はできません。
カードリーダーなどの専用端末や決済用アプリを用意する必要なく導入可能です。
テレフォンショッピング会社で、オペレーターが手入力でカード情報を自社システムに入力することに不安を持っている方は、テンキーパッドによる暗号化サービスもおすすめです。
- 専用のテンキーパッドでカード情報を入力
- 自動で暗号化されて自社システムへ送信
- 決済代行サービス会社で復号化
- 高セキュリティのサーバー内で決済完了
ひととおりの流れは、上記のとおりです。
自社システムを通るときには、カード情報がテンキーパッドで既に暗号化されているため、カード情報を自社で保有せずに決済が可能です。
オペレーターは従来どおり電話で注文を受け付け、テンキーパッドで入力するだけなので、業務フローを変える必要もありません。
導入時の開発作業は申込者が行うことが原則ですが、一度導入すると業務負担の軽減に配慮されたシステムを手軽に利用できるようになります。
ソニーペイメントサービスの手数料はいくら? 他社よりも高い?
ソニーペイメントサービスの決済代行サービスは、利用したい決済方法を選んで個別に見積もってもらうシステムです。
そのため、以下の要素を参考に決済手数料が算出されます。
- 利用する決済方法
- 申込者の事業規模
- 申込者の業種・取り扱い商品
公式サイトのコラムには、コンビニ決済は1件あたり1.5%+100~135円が基本ですが、上記の要素によっては多少変動すると記載されています。
他社のコンビニ決済手数料は1件あたり200円台や300円台のところもあれば、大手の中には500円台のところもあります。
それらの金額と比較すると、少なくともコンビニ決済の手数料は比較的安いと言えるでしょう。
ソニーペイメントサービスは手数料以外に月額利用料はかかる?
ソニーペイメントサービスの決済代行サービスを利用するためには、申し込んだ内容によって以下の料金が発生します。
- 初期費用(システム導入費)
- 月額利用料(システム利用料)
いずれも導入する決済方法の数に応じて増額するため、具体的な金額は不明です。
コストを抑えたい方はソニーペイメントサービスと同時に似た決済代行サイトの見積もりも申し込んでおきましょう。
たとえばGMOイプシロンもキャリア決済や外貨での決済を取り扱っており、ソニーペイメントサービスと比較する相手に最適です。
比較時は、料金に含まれるものと含まれないものも考慮することがポイントです。
ソニーペイメントサービスを登録する際の審査は厳しい?
ソニーペイメントサービスを利用する(申し込む)ための応募条件にとくに厳しい部分はありません。
個人事業主の方も、個人事業主開業届を税務署に提出していることが分かる証明書のコピーを用意できれば申し込みが可能です。
事業規模を理由に審査が特別厳しくなることはありませんが、審査自体は各カード会社が行うため、取り扱い商品やサービスによっては落とされることがあります。
一般的にはサロンなどの役務系や年齢制限を要する商品は、決済代行を取り扱う会社が審査に通してもカード会社の審査で落ちるケースが多いため、油断はできません。
一般的な物販や飲食店であれば、ソニーペイメントサービスの申し込み審査に落ちることはないでしょう。
業種や取り扱い商品が不安な方は、公式サイトから一度ソニーペイメントサービスの営業担当社へ相談してみてはいかがでしょうか。
ソニーペイメントサービスの評判は良い? 悪い口コミはない?
ソニーペイメントサービスは数多くのショッピングカート機能と提携しているため、すでにショップサイトを公開している方にとっても導入しやすい点が魅力です。
実際の使い勝手やサービスは良いのか、導入済みの方の口コミを調べてみた結果、以下のとおりでした。
良い口コミ
- カード情報の保有を安心して任せられる
- 業務委託によってコストが大幅に減った
- 要望のためにカード会社との交渉を頑張ってくれた
悪い口コミ
- なし
ソニーペイメントサービスは会員登録した顧客や初めての利用者のカード情報をすべて保管してくれるため、自社が漏洩させるリスクを軽減できる点が喜ばれています。
コンビニ決済や後払い決済など、一部の決済方法では請求書作成や発送業務も委託でき、入金確認に人材を割く必要がありません。
自社スタッフを誰でもできる請求作業から開放できるため、メインとなる業務に人材やコストをかけられる点も高評価です。
また、顧客の使い勝手を優先するために、各カード会社との交渉を代理で行ってくれたことを感謝しているユーザーもいました。
悪い口コミはこれといって見つからなかったことから、少なくとも安心してサービスの利用はできるでしょう。
まとめ
ソニーペイメントサービスは、クレジットカードや電子マネーだけではなく、さまざまな決済方法を提供してくれます。
たとえば人気のコンビニ決済ですが、店舗数の少ない地方ではかえって決済が面倒になってしまうデメリットもあります。
選べる決済方法が多いほど顧客を逃がす可能性が低くなるため、できる限り対応できる方法は検討すべきです。
決済方法を多く導入したい方は、ソニーペイメントサービスも検討候補に加えてみてはいかがでしょうか。