PayPal(ペイパル)を使う前に気になる「手数料」や「料金」、「審査の厳しさ」・「評判」を調べました

決済代行サービスの評判・口コミ
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国際取引などに役立つPayPal(ペイパル)は、個人間やオンラインショッピングなど幅広い決済をサポートしている決済代行サービスです。

  • 国内外にユーザーがいる
  • 自社でカード情報を預かりたくない
  • 未回収リスクを減らしたい

上記のような特徴や要望を持つ方におすすめです。

PayPal(ペイパル)は簡単にアカウント作成できますが、手数料などこまかな条件が定められているため、利用前に必ず公式サイトをチェックしてみてください。

ここではサービスの特徴や評判について、実際の口コミ情報とともにご紹介しています。

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PayPal(ペイパル)の情報まとめ

会社名 PayPal Pte. Ltd.
サービス名 PayPal(ペイパル)
対応環境(オンライン決済・店舗決済など) オンライン決済のみ
決済手段(クレカ・コンビニ・口座振替・後払い) クレジットカード
・VISA
・Mastercard
・JCB
・アメリカン エキスプレス
・Discover Card
・銀聯カード

デビットカード
・国内の主要銀行
・ゆうちょ銀行

口座振替

手数料 2.9%+40円~4.1 % + 40 円
少額取引用プランは5%+7円
月間のPayPal利用状況(売上高)による
引き落とし日(何日〆何日支払いか) 即時入金&口座への送金は最短3営業日
申込時に必要な書類 必要事項を専用フォームに入力後、以下の資料をPDFなどでアップロードする
※各銀行の口座情報登録で、口座振替設定による本人確認手続きも選択可能
・登記簿謄(抄)本
・現在(履歴)事項証明書
個人事業主の場合、以下の本人確認書類がいずれか1点~2点必要
・運転免許証
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・住民基本台帳カード
・特別永住者証明書/在留カード登録証明書
審査にかかる時間 最短申込直後から利用可能
無料トライアルの有無
無料プランの有無
ビジネスアカウント作成のみは無料
モバイルでの利用可否
メールにて対応可能
他社よりも優れている点 ・ホームページがなくても、リンクやHTMLメールでカード払いの受付が可能
・世界2億人以上の利用者実績
・世界100通貨に対応(日本アカウントでは22通貨を受け取り可能)
・従量課金やアプリ内課金にも対応
・一斉送金も可能

PayPal(ペイパル)は使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?

PayPalはアメリカ生まれの決済代行サービスで、世界各地に多くのユーザーを抱えていることが特徴です。

個人アカウントや企業アカウントを作成したうえで決済を行うため、ユーザーのカード情報などを預かるリスクがありません。

デビットカードや銀行口座からの引き落としにも対応しており、クレジットカードを持たない層や海外ユーザーにも幅広くアプローチできます。

基本的なシステムは以下のとおりで、専用の端末を購入することなく導入可能です。

  • 専用アプリで送金・集金のどちらにも対応
  • アカウント作成でブラウザ上での利用も可能
  • アカウントに銀行口座やカード情報を事前に登録
  • メールやSNSで支払いをリクエストできる

スマホやタブレットで使用する場合は専用アプリをダウンロードするのみで利用開始できます。(iOS・Androidの両方に対応)

パソコンなどブラウザ上で利用したい場合は、PayPal公式サイトの無料アカウント作成で企業アカウントを作成することでアプリと同様の機能を利用できます。

基本的にはオンライン決済を想定したサービスとなっていますが、飲食店の予約など事前に料金を徴収したいときには、実店鋪での利用にも向いています。

メールやSNSで支払いを相手にリクエストし、ユーザー自身のアカウントで支払い手続きをしてもらうため、カードリーダーや紙の請求書を用意する必要はありません。

オンラインショップの場合もリンクやメールで対応できるため、複雑な開発や設定なく誰でも手軽にキャッシュレス決済を導入できます。

PayPal(ペイパル)の手数料はいくら? 他社よりも高い?

PayPalの手数料は売上によって変動する制度が設けられているため、1か月あたりの売上が大きければ大きいほどお得になるメリットがあります。

ただし売上に応じて手数料が変動する「マーチャントレート」や、少額の売上が続く場合のお得な「少額決済手数料」は、どちらも事前申請が必要です。

申請しなかった場合の標準決済手数料と、お得な各制度に申請した場合の決済手数料は、以下の表のとおりです。

国内 海外
標準決済手数料 3.6%+40円 4.1%+40円
マーチャントレート
(30万円以下)※1か月あたりの売上
3.6%+40円 4.1%+40円
マーチャントレート
(30万円~100万円)※1か月あたりの売上
3.4%+40円 3.9%+40円
マーチャントレート
(100万円~1,000万円)※1か月あたりの売上
3.2%+40円 3.7%+40円
マーチャントレート
(1,000万円以上)※1か月あたりの売上
2.9%+40円 3.4%+40円
少額決済手数料 5%+7円 6%+7円

売上に応じたマーチャントレートや少額決済手数料の申請を行わなかった場合は、売上金額に関わらず一律で標準決済手数料が適用されます。

上記のとおり海外(外貨)による決済を受け付ける場合も異なる料率となるため、海外の顧客や観光客をメインターゲットとする業種の方は注意してください。

また、日本円と外貨で取引があった場合は、別途「通過換算手数料」や「為替手数料」も生じます。

PayPal(ペイパル)は手数料以外に月額利用料はかかる?

決済代行サービスを提供する会社の中には、決済手数料の他に初期費用や月額利用料、プラン料金などが生じるところもあります。

PayPalの場合は初期費用・アカウント登録料・月額利用料がすべて無料のため、コストをかけずに利用できます。

売上金をアカウントに登録した銀行口座へ引き出すときの振込手数料も、以下のとおり条件次第で無料です。

  • 手数料が無料…1回の振込金額が5万円以上
  • 250円の手数料が発生…1回の振込金額が5万円未満
  • 2.5%の手数料が発生…振込先がアメリカの銀行口座

売上金は決済が発生した直後にリアルタイムで企業アカウントの口座(PayPal上の)へ入金され、いつでも銀行口座へ引き出せます。

とくに引き出し期限が設けられているわけではないため、2か月分や半年分をまとめて引き出したり、1週間ごとに引き出したりできます。

支払いサイトを気にせず1回の振込金額が5万円を超えるまで待てるため、振込手数料も月額利用料などと同様、実質無料の状態です。

PayPal(ペイパル)を登録する際の審査は厳しい?

PayPalの最大の特徴が、個人・企業問わず本人確認書類の提出程度で手軽に送金・集金や決済代行サービスを利用できることです。

クレジットカード会社による審査を外部委託している決済代行サービス会社とは異なり、基本的に審査に落ちることはありません。

個人利用もできることから、事業規模や売上を理由に加盟を断られる心配もありませんが、場合によっては追加審査が求められます。

追加審査の対象となるものはチャージバックや返金の可能性が高いチケット販売など一部の業種と、1か月あたりの売上高が大きすぎるケースです。

また、取り扱い商品やサービス、PayPal利用の目的によっては事前承認が必要です。

追加審査や事前承認の対象となる団体・ケースについては公式サイトで詳しく記載されているため、一度公式サイトをチェックすることをおすすめします。

PayPal(ペイパル)の評判は良い? 悪い口コミはない?

世界中に3億人以上のユーザーを抱えるPayPalの決済代行サービスに対する評判について調べてみたところ、高評価の声が多く見つかりました。

SNSやブログなどで、たとえば以下のような口コミがあります。

良い口コミ

  • 海外向けに導入したが、国内ユーザーの利用も多い
  • カード情報や住所を毎回入力してもらう手間がなくなる
  • 導入が簡単だった
  • 確実に代金回収できるので安心
  • カード情報入力に抵抗感のある顧客も取り込める

悪い口コミ

  • 手数料のシステムが複雑
  • 顧客側から「使いづらい」と言われることがある
  • 一部の業種は利用後に規約違反となることがある

世界的にユーザーが多いため、PayPal導入のニーズは国内外で高く、海外の顧客向けに用意したつもりが日本人による利用が多くなったという例もあります。

アカウント作成時に入力したカード情報や住所などをPayPalのシステム上で利用するため、店舗や会社で管理する顧客の個人情報を最小限に抑えられます。

支払いトラブルの心配がない一方、人によっては手数料のシステムなどところどころに使いづらさを感じることがあります。

オンラインセミナーなど一部の業態(特に無形商品)は、登録時に問題ないとされても後日「規約違反」と通告される例が多いため、該当する店舗や会社は注意が必要です。

まとめ

PayPalは世界各地にユーザーをもっている決済代行サービスです。

海外ユーザーの利用が多いところはもちろん、個人事業主や小規模経営者でも利用しやすいよう手数料がこまかく分けられています。

ただし、オンラインセミナーなど一部の無形商品は後日に規約違反とされる例もあることに注意してください。

不安な方は「GMOイプシロンの期間限定サービス向け決済」など、明確に利用可能と書かれている決済代行サービスを検討してはいかがでしょうか。

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