GMOイプシロンは、GMOグループの決済代行サービスであり、長年デジタルサービスに携わってきた大手ゆえの技術力とセキュリティ等の安心度が魅力です。
以下に当てはまる方は、GMOイプシロンがおすすめです。
- オンライン決済の件数や売上金額が多い
- セキュリティや各システムとの連携を重視したい
- 配送サービスをお得に利用できるプランがほしい
GMOイプシロンのサービスを導入する場合の注意点は、プランや契約内容によって手数料がこまかく変動することです。
自社や店舗に最適なプランを知るためにも、詳細は公式サイトより問い合わせることをおすすめします。
その他、GMOイプシロンに関する口コミやサービスの使いやすさ、審査基準などは、このページでご紹介しています。
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GMOイプシロンの情報まとめ
会社名 | GMOイプシロン株式会社 |
---|---|
サービス名 | GMOイプシロン |
対応環境(オンライン決済・店舗決済など) | オンライン決済のみ |
決済手段(クレカ・コンビニ・口座振替・後払い) |
・クレジットカード(VISA・Mastercard・アメリカン エキスプレス・JCB・ダイナースクラブカード) ・コンビニ決済(ローソン、ファミリーマート、セイコーマート、ミニストップ、セブンイレブン) ※個人契約の場合、セブンイレブンはサービス対象外 ・ネット銀行決済(PayPay銀行(ジャパンネット銀行)、楽天銀行、Pay-easy、住信SBI ネット銀行) ・電子マネー(ウェブマネー、BitCash、ちょコムeマネー) ・代引き決済(日本郵便、西濃運輸) ・ウォレット決済(Yahoo!ウォレット、PayPal) ・スマートフォンキャリア決済(docomo、au、Softbank) ※ガラケー対応はdocomoのみ ・後払い決済(GMO後払いによる払込票つき請求書の送付) ・プリペイド決済(JCB PREMO) ・クレカの多通貨決済(VISA、MasterCard) ※21の主要通貨に対応。現地通貨のまま日本で決済可能 ・銀行振込(注文ごとにバーチャル口座の作成) ・口座振替(5日、6日、23日、27日のいずれか引き落とし日を選択) |
手数料 | プランごとに異なる(1件20~360円、3.6~6.0%) |
引き落とし日(何日〆何日支払いか) |
月末〆の翌月20日払い ※決済サービスによっては翌々月20日払い 入金サイクルの変更オプション有 |
申込時に必要な書類 |
(原本)の表記がないものは、コピーの提出可 ・イプシロン決済サービス利用契約確認書/通知書 ・印鑑証明書 ・預金口座振替依頼書・児童払込利用申込書(原本) ※楽天銀行は取り扱い不可(個人契約はあおぞらネット銀行も不可) ・エヌ・ティー・ティー・スマートトレード確認書(ちょコム決済を利用の場合のみ) ※印鑑証明書は発行日より3か月以内のもの 個人契約の場合、印鑑証明書以外に以下の本人確認書類でも可 ・運転免許証 ・パスポート ・住民基本台帳カード ・健康保険証 ・在留カード ・特別永住者証明書 |
審査にかかる時間 |
一部サービスのみ最短1営業日 (クレカ、代引き、ネット銀行、銀行振込、配送サービス、後払い以外のオプションサービス) |
無料トライアルの有無 | 無 |
無料プランの有無 | 無(期間限定で手数料無料のキャンペーン有←9月30日まで) |
モバイルでの利用可否 | 非開示 |
他社よりも優れている点 |
・豊富で柔軟な決済サービス ・日本郵便、西濃運輸の配送料を優遇してくれるプラン有 ・最短1営業日で導入できる ・不正検知システム有 ・入金サイクルをオプションで短縮できる ・後払いの請求書をコストの安いはがきに変更できる |
GMOイプシロンは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
GMOイプシロンは、インターネット金融業やECサイトなど、インターネット関連の各種サービスを提供するGMOグループの決済代行サービス会社です。
オンライン決済に特化したサービスを提供しており、とくに有形商品の通販事業を有する企業におすすめです。
- 豊富な決済方法
- オプションでより使いやすく
- 多通貨決済も導入可能
- 翻訳サービスなど連携できるサービスが豊富
- 提携配送サービスのオプションあり
上記のような特徴を持っており、中でも注目したいのが、ECサイト運営においてネックとなりやすい送料への支援サービスです。
決済代行サービスに加え、GMOイプシロンでは日本郵便・西濃運輸との提携により、通常よりもお得な送料で配送サービスを利用することができます。
利便性の高いGMOイプシロンですが、気になるのが「導入時に端末購入の必要や難しい設定作業はあるのかどうか」です。
GMOイプシロンはオンライン決済のみ提供しているため、店舗のようにカードリーダーなどの専用端末を購入する必要はありません。
管理画面はインターネット上で操作するため、アプリをダウンロードすることなく、既存のパソコン等で利用可能です。
また、複雑な初期設定ですが、専用のマニュアルが無料ダウンロードでき、加盟者はいつでも管理画面より問い合わせることができます。
無事に接続されるか、自社のECサイトと問題なく連携するかを、本契約前に実際の機能で接続確認できるため、契約後に利用できなかったというトラブルもありません。
まだECサイトを作成していない場合、GMOグループが提供するECサイト(カラーミーショップなど)で作成すると、専用マニュアルで簡単に接続作業を終えられます。
これらの理由により、GMOイプシロンは初期設定の接続作業さえクリアできれば、管理や利用が簡単なサービスと言えます。
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GMOイプシロンの手数料はいくら? 他社よりも高い?
GMOイプシロンの手数料は、契約形態・プラン・導入サービス・サービスの使用頻度など、複数の要素によって複雑化しています。
そのため、個別の手数料を知るには、担当者と相談のうえ契約プランを決め、実際の売上データや事業内容を元に見積もりを出してもらう必要があります。
まず、主なプランは以下の2種類用意されており、それぞれ導入可能なサービスなどに違いがあります。
- スピード導入プラン…最短1営業日で導入できるクレジットカード決済
- 手数料お得プラン…人気の決済方法と配送サービスのセット
決済方法ごとに手数料もこまかく設定されていますが、たとえばクレジットカード決済の場合、スピード導入プランは4%~、手数料お得プランは3.6%です。
更に手数料お得プランの中でも『決済充実プラン』と『オプション充実プラン』に分かれているため、導入したいサービスによって大きく変動します。
ちなみに、決済代行サービス会社が公表する手数料率で、最も多く採用されているのは、3.24%~3.74%です。
手数料お得プランはほぼ同等となっていることから、(プラン次第ですが)GMOイプシロンの手数料は、他社と大差ない料率です。
GMOイプシロンは手数料以外に月額利用料はかかる?
GMOイプシロンのプラン選びで毎月固定のコストを重視する方は、導入まで日数がかかりますが、『手数料お得プラン』がおすすめです。
- 初期費用
- 月額費用
- 決済方法ごとの月額最低手数料
- トランザクション処理料
- 配送オプションの初期費用
- 配送オプションの月額費用
通常は上記のような月額利用料が発生しますが、手数料お得プランで契約すると、まとめて5,000円のパック料金に変更され、最大5,800円が割り引かれます。
ポイントは、『決済方法ごとの月額最低手数料』です。
GMOイプシロンは売上料金や決済回数の大きい、大手企業ほどお得になるよう配慮されています。
各決済方法で月額最低手数料を設定しており、もし実際の決済手数料が月額最低手数料を下回った場合、月額最低手数料のほうの金額が請求されます。
契約している決済方法ごとに1,000~1,500円ずつ設定されているため、全決済方法の合計売上ではなく、各決済方法の売上金額で、手数料の有無が決まります。
(例)コンビニ決済の手数料合計が6,000円になったが、ペイジー決済は1件もなかった場合、コンビニ決済の手数料6,000円に加え、ペイジー決済の月額最低手数料1,000円が発生する。
上記のような月額最低手数料の発生を抑えるには、『手数料お得プラン』で契約する必要があります。
手数料お得プランで契約すれば、決済方法をいくつ導入しても、決済発生件数や合計手数料に関係なくセット価格のみ請求されます。
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GMOイプシロンを登録する際の審査は厳しい?
GMOイプシロンの審査は、申し込みプランによって『決済方法に対しての審査のみ』の場合と、『決済方法と配送サービスの利用についての審査』がある場合に分かれます。
いずれの場合も取り扱い不可となっている商品が複数あり、他社の決済代行サービス会社よりも厳しくなっています。
たとえば、他社の場合は公序良俗に違反するもの(アダルト商品やブランドコピー品など)のみを上げているところもありますが、GMOイプシロンは品目がこまかく定められています。
- 生物(剥製なども含む)
- 古銭・刀剣・日本刀など
- 商品券など換金できるもの
- デジタルコンテンツ
- 宗教関連商材
上記は一例ですが、このように具体的に禁止商品が定められているため、古物商や非営利団体などは、目的によっては審査自体を受けられない可能性があります。
また、近年は高い普及率となっている情報商材等のデジタルコンテンツも取り扱い不可とされているため、IT系企業も審査が困難となります。
しかし、見方を変えると「あらかじめ審査に受からない商材がはっきりと分かる」メリットがあるのがGMOイプシロンです。
他社のように「取り扱い不可とされていないのに、審査で落ちてしまった。理由も教えてくれないので申込書も訂正のしようがない」というトラブルがありません。
審査受付・通過の商材に関する条件は厳しめですが、公式サイトではっきりとNG対象が記載されている分、対策しやすいと言えます。
GMOイプシロンの評判は良い? 悪い口コミはない?
審査申し込みできる取り扱い商品の条件や、決済方法ごとの月額最低手数料など、GMOイプシロンは他社に比べると複雑な印象の強い企業です。
厳しい条件をクリアして、実際に導入できている企業や個人からの評判は良いのか、調べてみました。
良い口コミは、以下のような声があります。
- うちは銀行振込が多いが、入金確認の手間が減った(インテリア用品店)
- 通知オプションのおかげで振り込みの見落としがなくなった(委託販売業)
- カラーミーショップと連携しやすい(ECサイト運営)
- セキュリティやカードの不正利用対策を代行してくれて安心(ECサイト運営)
GMOイプシロンで銀行決済を利用すると、注文別のバーチャル口座が設定されるため、入金確認がスムーズになります。
また、オプションを利用すると決済手続き完了後に設定したメールアドレスへ決済完了メールを送ってくれるため、銀行振込の決済利用が少ない企業でも、見落とす危険がありません。
もともとGMOグループの提供するショッピングカートシステムやECサイトを利用しているオーナーからは、連携のしやすさや、大手ゆえのセキュリティの安心度が高評価でした。
しかし、厳しい目で見ると、どの口コミもGMOイプシロンだからこそ得られるというオリジナリティに欠けています。
実際、「大手だから安心だけど」と前置きしたうえで、以下のようなイマイチな点をあげている口コミも見られました。
- サイトの表記方法や審査に対する独自のルールが複雑(ECサイト運営)
- 最低月額手数料が高くつく(ECサイト運営)
- 基本的にメールでしか問い合わせできない(アウトドア用品店)
- 社員ごとに質問への回答が異なる(ECサイト運営)
大手ゆえの安心感やサービス(決済方法・オプション内容)の充実度が得られる一方、上記のように、大手だからこそのデメリットを感じている方もいました。
コスト面や、問い合わせ時の対応への不安が目立っています。
問い合わせ方法に関しては、電話による受付はつながりにくく、結局のところ回答まで時間のかかるメールでの問い合わせとなる点が指摘されています。
お金をかけてセキュリティなどシステム面の安心感を得るか、フットワークの軽いサポートを求めて他社も検討するか、という選択になりそうです。
まとめ
GMOイプシロンは、インターネット関連事業で数多くのサービスを提供しているGMOグループによる決済代行サービス会社です。
そのため、セキュリティやECサイトとの連携したサービスなど、オンライン事業を総合的に任せることのできる安心感があります。
一方で、大手ゆえにコストの高さやプランの複雑さもあるため、コストや分かりやすい料金システムを重視する方は、その他の決済代行サービス会社とよく比較することをおすすめします。
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