事業拡大や売掛先の支払い遅延などで、急に現金が足りなくなることがあります。
中小企業や個人事業主の場合、現金不足は自社の支払い計画に直結しやすい問題です。
自社の支払いスケジュールをずらしたいときにおすすめのサービスが、『DGFT請求書カード払い』です。
この記事では、『DGFT請求書カード払い』の特徴や利用時の注意点を解説します。
DGFT請求書カード払いの特徴
『DGFT請求書カード払い』は、請求書の支払いをクレジットカード決済できるサービスです。
いったん現金ではなくカード払いにすることで、請求書の実質的な支払い期日を後ろ倒しできます。
たとえば売掛金回収までのスパンが長い業種の場合、大口注文が入ったときに限って材料を仕入れるための現金が足りないというケースもあるのではないでしょうか。
『DGFT請求書カード払い』で請求書の実質的な支払い期日を延長できれば、売掛金の現金化前でも大口注文用の仕入れが行えます。
広告費、仕入れ、材料費、テナント賃料など、さまざまな用途の請求書に『DGFT請求書カード払い』を利用できます。
『DGFT請求書カード払い』ならではの特徴の1つは、運営している株式会社デジタルガレージが東証プライム上場企業であることです。
東証プライム市場は一部や二部の上位にあたり、上場や維持の基準が厳しくなっています。
上場・維持するための企業努力や一部・二部以上の情報開示が求められるため、サービス利用者にとって安心感があります。
ほかにも、使用できるクレジットカードの種類が多いなど、サービスの利便性が高い点も魅力的です。(詳しくは後述します)
DGFT請求書カード払いのメリット・注意点
請求書をスムーズに支払う方法として、融資やファクタリングなどで事業資金を調達する方法もあります。
ここでは、あえて『DGFT請求書カード払い』を利用するメリットや、サービス利用時の注意点を紹介します。
DGFT請求書カード払いのメリット
『DGFT請求書カード払い』を利用して、実質的な支払い期日を後ろ倒しにするメリットは、下記のとおりです。
- 利用できるクレジットカードの種類が多い
- AIで一部の情報入力が省略できる
- 厳しい審査がない
- 手数料が安い
- 利用金額の上限・下限なし
- カードポイントがたまる
請求書をクレジットカードでの支払いに変更するサービスは、他社でも提供されています。
他社と『DGFT請求書カード払い』の最大の違いは、利用できるクレジットカードの種類です。
『DGFT請求書カード払い』は、JCB・VISA・Mastercardの3社に加えて、日本国内で唯一Diners Clubのクレジットカードも利用できるサービスです。
申し込みの手間も軽減されており、請求書画像をアップロードすれば一部の情報はAIで自動入力・取得してくれます。
表示された情報が正しく読み取られているか確認したり、各項目で選択肢を選んだりするだけで、必要情報のほとんどを入力できます。
審査や書類提出などもないため、手間や時間を最小限に抑えたい方におすすめです。
また、手数料も3%と安く設定(1万円以下の利用は一律300円)されており、利用金額の上限・下限がないため、中小企業や個人事業主でも気軽に利用できます。
通常のクレジットカードによる購入と同じく、各カード会社のポイントもためられます。
DGFT請求書カード払いの注意点
利用金額の条件がなく、誰でも気軽に利用できる『DGFT請求書カード払い』ですが、制限がないわけではありません。
トラブルを防止するためには、注意点も把握しておきましょう。
『DGFT請求書カード払い』を利用するときの注意点は、下記のとおりです。
- 個人事業主が発行した請求書は対象外
- 海外法人が発行した請求書は対象外
- クレジットカード決済は一括払いのみ
- 振込みには3営業日かかる
請求書のカード払いが利用できる取引相手は、サービス会社ごとに異なります。
『DGFT請求書カード払い』では、取り扱い対象を国内法人が発行した請求書のみに限定しています。
たとえば個人事業主が法人から送られてきた請求書を、クレジットカードで支払う場合なら利用できます。
一方、個人事業主や海外法人から届いた請求書をカード払いしたい場合は、『DGFT請求書カード払い』のサービスを利用できません。
また、上限はないもののクレジットカード決済は一括払いのみとなっている点にも注意しましょう。
高額すぎる請求書をクレジットカードで支払うと、後日カード会社への返済で悩むおそれがあります。
振込みには3営業日かかるため、日付を指定したい場合は最低でも3営業日以上の余裕をもった申し込みが必要です。
DGFT請求書カード払いの評判・口コミ
『DGFT請求書カード払い』の評判、口コミについて調べたところ、SNSやブログなどではそれらしい情報は見つかりませんでした。
ただし、公式サイトではお客様の声として、下記のような感想が掲載されています。
- 手軽・スピーディーに短期資金を調達できる
- 銀行融資を受けるまでの繋ぎとして使っている
- 借り換えせずに返済期日を延ばせる
- 手続きが簡単で手数料も手ごろ
- 還元率の高いカードを使うと実質負担が軽減できる
- 急な支払いに対応できる
- 毎月サービスを利用している
- ダイナースが使える
2024年7月から請求書の読み取りにAIを利用するようになり、ますます利便性が高くなりました。
また、2024年6月には運送業者向けに『DGFT請求書カード払いforハコベル』の提供を開始していることから、請求書カード払い自体の事業が好調であると推測できます。
上記の理由から、『DGFT請求書カード払い』は特定のクレジットカードを使用したい方や、入力作業を簡易化したい方に特におすすめです。
DGFT請求書カード払いの利用手順
サービスをトラブルなく活用するためには、基本的な利用の流れも理解しておくことが大切です。
『DGFT請求書カード払い』の利用の流れは、下記のとおりです。
↓
会員ページから請求書をアップロードする
↓
AIによる自動入力の内容を確認・修正
↓
その他必要事項を手動入力
↓
請求書カード払いを申し込み
↓
指定日に指定先へ振込み
初めて利用する場合、まずは『DGFT請求書カード払い』公式サイトで会員登録(無料)を行います。
会員登録することで、次回以降はログインすれば基本情報を再度設定せずに利用できます。
同じ会員ページでは、請求書を発行した側が売上金の回収を早められる『カード払い請求』もできるので、事業資金を調達したいときに便利です。
請求書の内容は、AIが自動で読み取って該当項目に入力してくれるため、確認・修正を行います。
ただし、振込み日の指定など一部手動入力が必要なところもあります。
AIを利用した請求書のアップロード方法については、公式サイトでも画像つきで解説されているので、気になる方は一度確認してみましょう。
まとめ
『DGFT請求書カード払い』は、国内で唯一Diners Clubのクレジットカードも利用できる請求書のカード払いサービスです。
クレジットカードで請求書の支払いを済ませることで、最大60日(実際の日数はカード会社により異なる)、支払い期日を延長できます。
ただし、クレジットカードを利用しても支払い時は一括払いのみとなるため、資金繰りに不安がある方はほかの事業資金調達方法なども検討しましょう。
会員登録システムに加えて、AIを利用した請求書の自動読み取りが導入されたことで、今後ますます『DGFT請求書カード払い』の利便性は高くなると期待できます。
手軽に請求書のカード払いを試したい方や、Diners Clubのクレジットカードを利用したい方は、『DGFT請求書カード払い』を試してみてはいかがでしょうか。