Air PAYは大手リクルートグループが提供している決済代行サービスです。
タブレットの他に専用のカードリーダー1台あれば、クレジットカードや交通系電子マネー、QRコードやポイントなど、さまざまな支払い方法に対応できます。
使い勝手が良く、以下のような方におすすめです。
- 端末を購入したくない方
- 初期費用も月額費用もかけたくない方
- 手軽にポイントカードを作りたい
Air PAY用端末の入手方法や代金、初期費用や月額費用については、このページで解説しています。
現在は条件つきですが、期間限定で操作に必要不可欠なタブレットも無料で借りることができるため、とことん安くコストを抑えたい方におすすめです。
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Air PAYの情報まとめ
会社名 | 株式会社リクルートライフスタイル |
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サービス名 | Air PAY |
対応環境 | 店舗決済 |
決済手段 |
・クレカ(VISA ・Mastercard・アメリカン エキスプレス・JCB・ダイナースクラブカード・Discover Card) ・デビットカード(VISA ・Mastercard・アメリカン エキスプレス・JCB・ダイナースクラブカード・Discover Card) ・電子マネー(iD・QUICPay・Apple Pay) ・交通系電子マネー(Suica・ICOCAなど) ※PiTaPaは対象外 ・QRコード(Alipay(支付宝)・WeChat Pay(微信支付)・d払い・PayPay・LINE Pay) ・ポイント支払い(Tポイント・Ponta・WAON POINT) ※貯めることも可能 |
手数料 |
2.95%~3.24% カードブランド・電子マネー会社により異なる |
引き落とし日 |
5日ごとに〆の5日後払い(みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行) 10日ごとに〆の5日後払い(上記以外の銀行) |
必要な書類 |
必要事項を専用フォームに入力後、以下の資料をPDFなどでアップロードする ※各銀行の口座情報登録で、口座振替設定による本人確認手続きも選択可能 ・登記簿謄(抄)本 ・許可証(対象となる業種のみ) ・店舗確認書類(必要事項が掲載された店舗URLがある場合は省略) 個人事業主の場合、以下の本人確認書類がいずれか1点~必要 ・運転免許証 ・日本国パスポート ・住民票の写し ・各種健康保険証 ・住民基本台帳カード ・特別永住者証明書/在留カード登録証明書 |
審査にかかる時間 | 最短3日 |
無料トライアルの有無 | 無 |
無料プランの有無 |
無 期間限定で導入にかかる機材(iPadなど)が無料貸与(キャンペーン終了日時は不明) |
モバイルでの利用可否 |
可 ※iPadとiPhoneのみ対応 |
他社よりも優れている点 |
・Airペイに申し込むと、同時にキャッシュレス・消費者還元事業者にも登録申込みできる ・期間限定で決済に利用するiPadとリーダーを無料貸与 ・大手企業のリクルートだから安心 ・月額固定費・売上金の振込手数料どちらも0円 ・POSレジアプリなどさまざまな連携可能サービス有 |
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Air PAYは使いやすい? 端末を買わなくてもアプリで使える?
Air PAYは、大手リクルートグループ傘下のリクルートライフスタイルが提供する決済代行サービスのため、大企業ゆえの安心感があります。
決済システムも難しい操作はなく、世代や業種問わず使いやすいのが特徴です。
使用する機器は、以下の2種のみと非常にシンプルです。
- iPad または iPhone(専用アプリのダウンロード済み)
- Bluetooth接続のカードリーダー
決済情報の管理や決済に使用するiPad やiPhoneの他、クレジットカード情報を読取るためのカードリーダーを利用しますが、どちらも店舗側で新たに購入する必要はありません。
Air PAYに申し込み、無事に審査を通過すると、決済に使用するための上記の機器2点がリクルートより送付されます。
専用アプリはiOSに対応しているため、自前でAndroid端末を用意しても利用できませんが、Air PAYから無料で専用端末が貸与されるので、初期費用を抑えることができます。
同封されるカードリーダーは、磁気カードの他にICチップも読み取りでき、非接触型のクレジットカード払いにも対応可能です。
ただし、こちらは『キャッシュレス・消費者還元事業の登録対象となる中小・小規模事業者』のためのキャンペーンです。
キャンペーン条件に満たなければ、iPad または iPhoneを店舗側で購入して用意しておく必要があります。
無料で借りるには、Air PAYを介して事業へ登録するなど条件があるため、事前に無料貸与の対象となるかどうか確認することをおすすめします。
しかし、無料貸与の対象からもれた場合でも、カードリーダーは無料で貸与される場合があります。
Air PAYの手数料はいくら? 他社よりも高い?
決済代行サービスを利用すると、決済1回ごとに、売上金に対していくらかの割合で手数料が発生します。
明確な数字は定められておらず、会社によっては店舗の売り上げ実績や事業内容に沿って個別に設定するところも珍しくないのが現状です。
Air PAYを利用した場合、手数料は決済内容によって以下のとおり定められています。
- クレジットカード(VISA・Mastercard・アメリカン エキスプレス・JCB・ダイナースクラブカード・Discover Card)…3.24%
- 電子マネー(iD・QUICPay・Apple Pay)…3.24%
- 交通系電子マネー(Suica・ICOCAなど)…2.95%
- QRコード(Alipay・WeChat Pay・d払い・PayPay・LINE Pay)…2.95%
2.95%もしくは3.24%に設定されていますが、実は、手数料の具体的な数字を提示している決済代行サービス会社の多くは、3.24%~3.74%を採用しています。
よって、Air PAYが特別安いとは言い切れませんが、業界ではごく平均的な数字で、明確に手数料の割合が示されているという安心感があります。
Air PAYは手数料以外に月額利用料はかかる?
決済1回ごとにかかる手数料はごく平均的ですが、重要なのは決済以外にかかる費用です。
いくら決済手数料が平均的でも、その他のランニングコストが高くては、毎月の負担が大きくなってしまいます。
Air PAYの場合、決済手数料以外にかかる月額利用料は、いっさいありません。
- 各決済のシステム利用料
- 顧客情報の管理料
- 売上金の入金手数料
たとえば、上記のような利用料や手数料が毎月かかる決済代行サービス会社も存在します。
大手通信企業などが母体となっている会社の場合、提携する銀行口座への入金手数料のみ無料としているところも多く、恩恵を受けるには新たに口座を作らなくてはなりません。
Air PAYは各決済システムの利用料や顧客情報の管理料など、月額固定費だけではなく、売上金の入金手数料も0円です。
ゆうちょ銀行は利用不可ですが、その他の金融機関であれば、どの銀行口座を選んでも入金手数料が発生することはありません。
これらのメリットから、イベント出店やシーズン商品で売り上げに大きな波がある店舗や、毎月のコストをできる限り抑えたい店舗などにAir PAYはおすすめです。
Air PAYを登録する際の審査は厳しい?
Air PAYのサービスを利用するには、事前にクレジットカード会社などの審査に通過する必要があります。
Air PAYが特別厳しいということはありませんが、事業内容によっては審査に通りにくくなるケースも見られます。
審査は、まずリクルートライフスタイルにで行われ、その後クレジットカード会社などで信用審査が行われる、2段階形式です。
必要書類や情報が揃っていれば、基本的に法人・個人事業主問わず審査を通過することができます。
ただし、実店舗を持たないイベント出店がおもな事業や、屋台などは、取り扱い商品やサービス内容を詳細に伝えなくては、審査に時間がかかったり、通過できないことがあります。
また、Air PAYの利用規約で定められている禁止行為や、申込み不可とされる業種が含まれる店舗の場合、審査に受かる可能性は極端に低くなります。
具体的には、たとえば商品券や切手など換金性の高い商品の販売、エステサロンや語学教室など継続的に提供される役務などです。
審査を申し込みたい店舗が利用規約で申し込み不可となっていないか判断できない場合は、Air PAYのコールセンターやメール相談で直接確認してください。
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Air PAYの評判は良い? 悪い口コミはない?
大手企業が提供する決済代行サービスですが、実際の評判はどうなのか、Air PAYを導入している店舗の口コミを調べた結果をご紹介します。
Air PAYを導入して良かった、と高く評価している店舗の声は、以下のようなものがありました。
- リクルートさんの会社なので安心できる(ゲストハウス業)
- 機器が無料だったので導入決定!(ペンション業)
- トレーニングモードでいつでも練習できる(造園業)
ネームバリューの安心感は大きく、複数社で迷った結果、大手企業のAir PAYを選ぶ方が多いです。
キャンペーン対象となった事業主では、やはりカードリーダーの他にiPadやiPhoneが無料貸与となった点にメリットを感じている方もいます。
他社と大きく異なるのが、操作をトレーニングモードで何度も練習できる点です。
機械系は苦手だというオーナーの方も、トレーニングモードを利用して決済練習している、とSNSに写真をアップしています。
大手の安心感や端末の導入しやすさが魅力な一方、Air PAYがイマイチだという口コミでは、たとえば以下のような声があります。
- 教室やイベントの参加費用が対応できない(レンタルスペース業)
- ICカードの読み取りでエラーが起きやすい(飲食店業)
Air PAYは店頭決済のためのサービスとなっているため、オンライン決済での利用はできません。
そのため、オンライン予約での決済には利用できず、前払い式の予約システムを導入しているところでは、個別に店頭で支払ってもらうなどの対応が必要です。
また、導入初期に起きやすいトラブルが、ICタイプのクレジットカードの読み取りエラーです。
口コミ主の場合、何度も読み取りエラーが起こったため、サポートセンターに問い合わせたところ、無償で機器を交換してくれ、解決したそうです。
もし身に覚えのない決済エラーが何度も起こったら、カードリーダーの交換を希望してみましょう。
Air PAYの口コミでイマイチな評価は、上記のように工夫次第で解決できるものや、サポートセンターに相談すべきものでした。
利用できる決済方法の多さや初期導入費に魅力を感じる方であれば、さほど気にならないのではないでしょうか。
まとめ
Air PAYは1台の端末とタブレットで、クレジットカードの他、交通系電子マネーなど幅広い決済方法に対応してくれます。
ただし、対面による決済のみのため、ECサイトや予約システムなどオンライン決済も取り入れたい方は、STORESターミナル(旧:Coiney コイニー)など他のサービスも検討してみてはいかがでしょうか。
大手グループ企業によるサービスということもあり、オンライン決済の有無さえ気にならなければ、Air PAYは手数料が明確で使い勝手の良い決済代行サービスといえます。
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