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マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーション(MA)とは?〜役割や機能を詳しく解説!〜

国内においても、オンラインでのリードジェネレーションやリードナーチャリングといったマーケティングに取り組むBtoB企業が多くなりました。 昨今は新型コロナウイルスの影響を受けてオフラインでリードと接点を持つことが難しくなったことで、特にこの傾向が加速しています。 そして、オンラインでのマーケティングを自動化・効率化するための仕組みがマーケティングオートメーション(MA)です。 本コラムでは、マーケティングオートメーションの役割や機能、種類、成功事例などを解説していきます。 マーケティングオートメーションの役割と機能 マーケティングオートメーションは、主にリード獲得から営業案件の創出までの役割を担います。 具体的には、下記の通りです。 役割1:リードジェネレーション(リードの獲得) マーケティングオートメーションの役割の1つが、リードジェネレーション(リードの獲得)です。 自然検索やウェブ広告、プレスリリースなどを経由してウェブサイトに流入したアンノウン(匿名)リードを、実名化します。 アンノウンリードとは、メールアドレス、氏名、所属企業名といった個人情報を取得していないリードのことを言います。 マーケティングオートメーションは、主に下記のようなアンノウンリードを実名化するリードジェネレーション機能を備えています。 入力フォームの作成 マーケティングオートメーションの多くは、問い合わせや資料請求、トライアル申込といったコンバージョンを獲得するための入力フォームを作成する機能を持っています。 多くの場合、マーケティングオートメーションで作成した入力フォームは、タグをコピー&ペーストする形で自社のウェブサイトに簡単に設置することができます。 また、入力項目の追加・削除や必須/任意の設定変更なども直感的な操作で行うことができるものが多いです。 ランディングページの作成 マーケティングオートメーションの中には、入力フォームだけではなく、ランディングページそのものを作成することができる機能を持ったものがあります。 このようなマーケティングオートメーションであれば、流入元のウェブ広告やコンバージョンポイントとなっている資料の内容に合わせて最適化したランディングページを作成・公開することができます。 その結果、コンバージョン率向上によってリードジェネレーションを加速させることができます。 役割2:リードナーチャリング(リードの育成) マーケティングオートメーションは、獲得したリードを育成(ナーチャリング)する役割も担います。 後述するシナリオ機能を中心に、それぞれのリードに最適化したOne to Oneなコミュニケーションを行うことによって、リードの意向を上げてアポ獲得や受注へと導きます。 シナリオによるアクションの自動化 「見込み客がサイトを再訪したらメールを配信する」 「メールを開封したが反応のない見込み客に別のメールを配信する」 マーケティングオートメーションを導入すると、このような形でそれぞれのリードに合わせたアクションの実行をオートメーション化(自動化)することができます。 そのため、効率的にリードナーチャリングを進めることが可能です。 役割3:リードクオリフィケーション(リードの選別) リードナーチャリングの過程でアポ獲得や受注につながる確度が高いリードを選別(クオリフィケーション)することも、マーケティングオートメーションの役割の1つです。 アポ獲得・受注確度の高いリードを見極められるようになることで、その後の営業活動を効率的に進めることができるようになります。 スコアリング機能 ウェブサイトへのアクセス・ページ閲覧 資料ダウンロードフォーム通過 問い合わせフォーム通過 メール開封 メール内リンククリック マーケティングオートメーションは、このような様々なアクションに応じて各リードをスコアリングすることができます。 そのため、スコアの高低に応じてホットリードを見極められるようになります。 マーケティングオートメーションの種類 今日では、すでに国内外の様々なITベンダーがマーケティングオートメーションを開発・提供しています。 代表的なものには、下記のようなマーケティングオートメーションがあります。 Pardot(パードット) BowNow(バウナウ) Marketo(マルケト) List Finder(リストファインダー) HubSpot(ハブスポット) 上記を含む国内導入数トップ10にランクインしているマーケティングオートメーションの特長や機能、価格はこちらのコラムで詳しく解説しています。 あわせてぜひご一読ください。 【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較! マーケティングオートメーションの成功事例 国内においても、すでにマーケティングオートメーションを導入して顕著な成果を創出している企業が少なくありません。 Pardot(パードット)導入で案件数を2倍にすることに成功 BowNow(バウナウ)導入でアポ獲得率・コンバージョン率の向上に成功 Marketo(マルケト)導入で営業へのアラート通知によりSalesforceへのデータ入力を徹底 List Finder(リストファインダー)導入でリード情報を集約 HubSpot(ハブスポット)導入でリード情報を集約 それぞれの成功事例については、こちらのコラムで詳しく解説しています。 マーケティングオートメーションによる具体的な導入効果をご理解いただけますので、あわせてご一読ください。 BtoB領域でのマーケティングオートメーション(MA)成功事例5選 マーケティングオートメーションの運用ならリードレ! 今回は、マーケティングオートメーションの役割や機能を中心に解説をしてきました。 一方で、実際にマーケティングオートメーションを導入するとなると、年間数百万円程度のコストが発生するケースが珍しくありません。 そのため、 「実際に使ってみないと、自社にとってそれだけのコストを払う価値があるのかわからない」 と感じている方も多いのではないでしょうか? こうした課題を解消するために、2週間〜1ヶ月ほどのトライアル期間を設定しているマーケティングオートメーションツールもあります。 一方で、マーケティングオートメーションツールの導入にあたっては、初期設定やシナリオ設計、コンテンツ制作などが必要になります。 そのため、 限られたトライアル期間でその真価を推し量ることが難しいというケースが珍しくありません。 そこでリードレでは、トライアル期間中、使い方はもちろんシナリオ設計までトータルでバックアップして導入効果を検証可能な「マーケティングオートメーション効果検証プラン」 をご用意しています。 まずは下記のサービス資料をぜひご一読ください。

2020-10-15

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マーケティングオートメーション

BtoB領域でのマーケティングオートメーション(MA)成功事例5選

国内においても、マーケティングオートメーション導入が浸透しつつあります。 マーケティングオートメーションを導入したことで、リード獲得件数増加やマーケティング・営業活動の効率化といった成果を創出している企業も少なくありません。 そして本コラムでは、BtoB領域でのマーケティングオートメーション成功事例を5つ紹介していきます。 BtoB領域でのマーケティングオートメーション(MA)成功事例5選 1:Pardot(パードット)導入で案件数を2倍にすることに成功 導入したマーケティングオートメーションツール:Pardot(パードット) 導入企業:NECマネジメントパートナー 参照元ページ:https://www.salesforce.com/jp/customer-success-stories/necmp/ NECマネジメントパートナーでは、サイト上でのリードトラッキング、スコアリング、ランディングページの改善によってリード獲得を加速させるために、セールスフォース・ドットコムのマーケティングオートメーションツールであるPardot(パードット)を導入。 特に効果を発揮したのが、プログレッシブプロファイリング機能です。 プログレッシブプロファイリング機能は、cookieが紐づいている/紐づいていないといった条件に応じて、入力フォームの内容を動的に出しわけることができる機能です。 この機能によって、同社はリード獲得を加速させることに成功。1,600件もの新規リードを獲得できたほか、案件数を2倍にすることができたそうです。 2:BowNow(バウナウ)導入でアポ獲得率・コンバージョン率の向上に成功 導入したマーケティングオートメーションツール:BowNow(バウナウ) 導入企業:LIG 参照元ページ:https://bow-now.jp/media/cases/LIG/ LIGでは、営業架電先リストの枯渇、架電先(ホットリード)の見極め、マーケティング担当者のリソースといった課題を解決するために、MtameのマーケティングオートメーションツールであるBowNow(バウナウ)を導入。 価格と操作のわかりやすさが導入の決め手だったとのことです。 導入後は、特定ページにアクセスしたリードへの架電、メルマガ配信、各ページへの入力フォームの設置といった施策を実行。 その結果、アポ獲得率が5.6%向上したほか、コンバージョン率も0.20%向上するといった成果を獲得することができたそうです。 3:Marketo(マルケト)導入で営業へのアラート通知によりSalesforceへのデータ入力を徹底 導入したマーケティングオートメーションツール:Marketo(マルケト) 導入企業:HENNGE 参照元ページ:https://jp.marketo.com/customers/hennge.html HENNGEでは、営業側でのSalesforceへのデータ入力が定着しないことで、データの質がよくなく、成果につながっていないという課題を解決するために、アドビのマーケティングオートメーションツールであるMarketo(マルケト)を導入。 導入後は、失注したリードのウェブサイトへの再訪問などを知らせるアラート通知をMarketoから営業担当者に配信。 Salesforceへのデータ入力を徹底すれば、高い精度のアラート通知が送られてくることを営業担当者に実感してもらえるようにしたそうです。 その結果、データ入力を徹底させることに成功したとのことです。 4:List Finder(リストファインダー)導入でリード情報を集約 導入したマーケティングオートメーションツール:List Finder(リストファインダー) 導入企業:ObotAI 参照元ページ:https://promote.list-finder.jp/usecase/ ObotAIでは、インバウンド、アウトバウンドを問わず、営業活動の効率化という課題を解決するために、Innovation & Co.のマーケティングオートメーションツールであるList Finder(リストファインダー)を導入。 国産ツールであることと、低価格で使いやすいことが決め手になったそうです。 導入後は、名刺交換、資料請求、テレアポなどで獲得したリードの情報をList Finderに集約。 初回のメール配信では開封率が40%を記録したとのことです。 5:HubSpot(ハブスポット)導入でリード情報を集約 導入したマーケティングオートメーションツール:HubSpot(ハブスポット) 導入企業:ブイキューブ 参照元ページ:https://www.hubspot.jp/case-studies/vcube ブイキューブでは、SEOや展示会出展といった様々なマーケティング施策を講じていたものの、各施策の商談獲得や売上への貢献度がわからないという課題を解決するために、HubSpot, Inc.のマーケティングオートメーションツールであるHubspot(ハブスポット)を導入。 各施策の効果を見える化した上で、ブログ型のオウンドメディアでの情報発信などを積極的に展開したことで、リードの獲得件数が2倍になり、新規顧客獲得単価も1.65倍になったそうです。 マーケティングオートメーション(MA)の運用はリードレにお任せ! このように、すでに多くのBtoB企業がマーケティングオートメーションを導入することで顕著な成果を創出しています。 一方で、実際にマーケティングオートメーションを導入するとなると、年間数百万円程度のコストが発生するケースが珍しくありません。 そのため、 「実際に使ってみないと、自社にとってそれだけのコストを払う価値があるのかわからない」 と感じている方も多いのではないでしょうか? こうした不安を解消するために、2週間〜1ヶ月ほどのトライアル期間を設定しているマーケティングオートメーションツールもあります。 一方で、マーケティングオートメーションツールの導入にあたっては、初期設定やシナリオ設計、コンテンツ制作などが必要になります。 そのため、 限られたトライアル期間でその真価を推し量ることが難しいというケースが珍しくありません。 そこでリードレでは、トライアル期間中、使い方はもちろんシナリオ設計までトータルでバックアップして導入効果を検証可能な「マーケティングオートメーション効果検証プラン」 をご用意しています。 まずは下記のサービス資料をぜひご一読ください。

2020-10-14

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マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションで不可欠なコンテンツの種類とは?

国内でも、マーケティングオートメーションを実践する企業が増えつつあります。 一方で、マーケティングオートメーションを実践してリード獲得・育成やアポ獲得、最終的な受注を自動化・効率化していくには様々なコンテンツが不可欠です。 そこで本コラムでは、マーケティングオートメーションで不可欠なコンテンツの種類を解説していきます。 マーケティングオートメーションとは? マーケティングオートメーションとは、その名の通りマーケティングをオートメーション化(自動化)することを指した言葉です。 通常は、マーケティングオートメーション(MA)ツールを活用して自動化を図ります。 マーケティングオートメーションツールには、マーケティング活動の自動化につながる主に下記のような機能が搭載されています。 ●見込み客育成の効率化 メール自動配信 シナリオ設計 ●見込み客管理の効率化 データベースによる見込み客管理 ●見込み客選別の効率化 スコアリング機能 ●見込み客獲得の効率化 フォーム設置 広告連携 それぞれの機能と、代表的なマーケティングオートメーションツール10製品の特長や料金は下記のコラムで詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較! マーケティングオートメーションで不可欠なコンテンツの種類 マーケティングオートメーションは、マーケティングオートメーションツールで設計したシナリオにもとづくメールによるコミュニケーションを中心として、獲得したリードを育成(ナーチャリング)していくという形で実践するのが一般的です。 また、メール添付の資料のダウンロードやリンクのクリックといったアクションに応じて顧客をスコアリングし、アポ獲得や受注に至る確度の高いリード(ホットリード)を見極めます。 このような形でマーケティングオートメーションを実践するには、下記のようにメールをはじめとする様々なコンテンツが欠かせません。 メール マーケティングオートメーションの実践にあたって最も欠かせないコンテンツがメールです。 具体的には、下記のようなメールが必要になります。 フォーム通過後の自動返信メール 多くのMAツールは、ウェブサイトに設置する問い合わせ用や資料請求用のフォームを作成できる機能を持っています。 また、多くの場合にはフォームを通過時の自動返信メール(サンクスメール)を設定できるようになっています。 各フォームのコンバージョン内容(問い合わせ、資料請求、トライアル申込など)に応じて、次のような項目を組み合わせた自動返信メールを作成する必要があります。 問い合わせや資料請求への御礼 アポ日程調整の依頼 リードが興味を持ちそうな別の資料の案内 ステップメール 問い合わせ以外のサービス資料ダウンロードやホワイトペーパーダウンロードで獲得したリードについては、すぐにはアポ獲得にはつながらない場合がほとんどです。 そのため、コミュニケーションを継続することで将来的なアポ獲得・受注の確度を高めていく必要があります。 そして、それこそがMAツールが最も得意とする領域です。 コンバージョンの内容やコンバージョン後のアクション(「電話はつながったがアポ獲得には至らなかった」「複数の資料をダウンロードしている」)に応じたシナリオを組むことで、それぞれのリードに最適化したメールを自動配信することができます。 一般的には、コンバージョンしたもののアポ獲得につながらなかったリードに対しては下記のような形でステップメールを段階的に送信して態度変容を促すのが一般的です。 【ウェブ会議ツールベンダーのステップメールの件名例】 1通目:社内コミュニケーション訴求 【無料資料】在宅勤務中のモチベーション低下・離職を防ぐウェブ会議ツール最新活用術 2通目:営業訴求 ウェブ会議ツールを使ったオンライン営業で地方への販路拡大に成功した3社の事例 3通目:採用訴求 〜コロナ禍でも採用を止めない!〜ウェブ会議ツールを使ったオンライン採用面談マル秘テクニックを公開! ホワイトペーパー このところ、マーケティングコンテンツとしてホワイトペーパーを積極的に活用する企業が多くなっています。 ホワイトペーパーとは、元々は官公庁や研究機関が発行する白書を指した言葉でしたが、今日のマーケティングの世界ではノウハウやポイントをまとめたお役立ち資料全般を指した言葉として用いられています。 これまで資料系のコンテンツとして一般的だったサービス資料や商材比較資料のように自社商材の紹介がメインではなく、ホワイトペーパーは業界全体の課題や解決策、製品導入のポイントやよくある失敗などをメインとした資料です。 そのため、特に潜在層のリードジェネレーションやリードナーチャリングにあたって効果を発揮するコンテンツです。 そして、下記のコラムでも紹介されているようにMAツールを導入して効果を生み出すには一定以上のリード数が必要になります。 才流の栗原康太が指摘する「BtoBマーケティングでつまずくポイント」とは? 人気連載が電書で登場 そのため、顕在層だけではなく、より母集団が多い潜在層にもアプローチしていくことが不可欠です。 そのためにも、マーケティングオートメーションの実践にあたってはホワイトペーパーが必須のコンテンツとなります。 リードレではホワイトペーパー構成案サンプルを無料でご覧いただけるサービスとして「リードレ」を運営しています。 20本以上のホワイトペーパー 構成案サンプルを公開しているので、ホワイトペーパー制作のヒントをお探しの方はぜひご覧ください。 コラム SEOコラム 前項で述べたように、マーケティングオートメーションを実践して効果を出すには一定以上のリード数が必要です。 そのため、リードジェネレーション施策を行う必要があります。 その1つが、SEOによるサイトへの流入獲得です。 そのため、SEOコラムもマーケティングオートメーションに欠かせないコンテンツの1つです。 GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを用いて自社サイトの現状(閲覧上位ページやキーワード、流入後のページ遷移など)を分析しつつ、SEMRushのようなツールを用いて競合他社サイトと比較しながら、下記の要素を満たしたキーワードから優先的にSEOコラムを制作していくようにしましょう。 検索上位表示をさせることが比較的容易 検索上位表示によって一定以上の流入を期待できる(検索ボリュームが一定以上ある) 問い合わせや資料ダウンロードといったコンバージョンに誘導しやすい ナーチャリングコラム ナーチャリングコラムとは、その名の通り、下記の状態にあるリードのナーチャリング (育成)を目的としたコラムです。 問い合わせや資料ダウンロードといったコンバージョンを経て実名化しているリード 自然検索や広告経由での流入後、サイト内を回遊しているものの実名化に至っていないリード 上記の目的から、SEOコラムとは異なりナーチャリングコラムはSEOキーワードを前提として制作するわけではありません。 あくまでも既存リードやサイト流入後の潜在リードのネクストアクションにつながるようなテーマのコラムにします。 導入事例 既存リードに他の資料のダウンロードや問い合わせといったネクストアクションを促すきっかけとして、導入事例はとても効果的なコンテンツです。 自社が自ら商材の優位性や導入メリットを語るよりも、第三者である導入企業にそれらを語ってもらった方が既存リードの安心感や信頼性の醸成につながりやすいからです。 そのため、積極的に導入事例を制作してコーポレートサイトやサービスサイトで公開しましょう。 また、マーケティングオートメーションの実践にあたっては、できるだけ多くの導入事例を制作して、業種別や規模別に分類できるようにすることが望ましいです。 そうすれば、メール内で紹介する事例をリードの業種や規模に応じて出しわけたシナリオを組むことで、さらに効果的にリードのネクストアクションを喚起することができるからです。 マーケティングオートメーションに欠かせないコンテンツの企画・制作はリードレにお任せ! 今回は、マーケティングオートメーションで不可欠なコンテンツの種類を解説してきました。 そして、今回ご紹介した各種コンテンツはターゲットやペルソナを明確にした上で、カスタマージャーニマップやコンテンツマップで戦略を可視化した上で企画・制作していくことが重要です。 とはいえ、下記のように感じている方も多いのではないでしょうか? カスタマージャーニーマップやコンテンツマップが重要なのは知っているけれど、ノウハウがないので作れない… 様々なマーケティング業務を抱えているので、コンテンツの企画・制作にはそこまで時間を割くことができない… このような方は、マーケティングオートメーションの実践に欠かせないコンテンツ制作をリードレにお任せください! リードレでは、これまでにマーケティングオートメーションを実践している数多くのBtoB企業のコンテンツ企画・制作をご支援してきました。 そして、カスタマージャーニーマップやコンテンツマップの作成といった最上流から、各コンテンツの制作に至るまでワンストップでお任せいただくことができます。 マーケティングオートメーションに取り組んでいる/取り組もうとしているという方は、まずは下記のサービス資料をぜひご一読ください。

2020-10-13

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SATORI(サトリ)とは?〜匿名リードへのアプローチに強みを持つMAツールの機能・価格などを解説〜

新型コロナウイルスの影響でウェブでのリードジェネレーションに注力する企業が増えたことで、マーケティングオートメーション(MA)ツールが再注目されています。 そして、MAツールは海外のITベンダーだけではなく、国内のITベンダーも開発・提供しています。 SATORI(サトリ)も国内のITベンダーが開発・提供しているMAツールのひとつです。 本コラムでは、SATORIの基本的な機能や使い方などを解説していきます。 ※1:各情報は2020年9月時点のものです。詳細や最新情報は、SATORIのウェブサイトでご確認ください。なお、特記のない場合には料金は税抜です。 代表的なMAツールは、下記のコラムで詳しく解説しています。 あわせてご一読ください! 【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較! SATORIとは? SATORI(サトリ)は、SATORI社が開発・提供している国産のマーケティングオートメーション(MA)ツールです。 すでに900社以上が導入しており、国産認知度No.1ツールとなっています(※2)。 同社では、ユーザー会や勉強会といったイベントを積極的に開催しており、ユーザー同士で、SATORIの運用のみならずマーケティング全般に関する知見を交換できる機会を設けています。 また、サービスサイト上のコラムやホワイトペーパーを通じて、MAツール運用やリードジェネレーション/リードナーチャリングに関するノウハウを積極的に発信していることも特長です。 ※2:2017年ジャストシステム社調べ SATORIの大きな特長。匿名リードへのアプローチ関連の機能 SATORIは、匿名(アンノウン)リードへのアプローチに強みがあり、特にリードジェネレーションで効果を発揮するMAツールです。 匿名リードとは、ウェブサイトにアクセスしているものの、まだ資料請求や問い合わせといったコンバージョンに至っていない(個人情報を取得できていない)リードのことです。 SATORIでは、cookieデータをもとにサイト内の行動をトラッキングした上で、アクセスしたページなどの条件にしたがって匿名リードを任意のセグメントに分類することができます。 その上で、後述するポップアップ表示やプッシュ通知といった機能を駆使してセグメントごとに最適化した施策を実行することが可能です。 ポップアップ表示 SATORIは、サイト内に任意のタイミングでポップアップを表示させることができる機能を搭載しています。 ページ遷移後の経過時間、スクロール量などに応じて最適なタイミングでポップアップを表示させることができます。 また、同一ページ内であってもセグメントごとにポップアップ表示を出し分けることができます。 そのため、流入元のページに応じて誘導先のコンバージョンポイント(問い合わせや資料請求など)を変えたポップアップを表示させることで、コンバージョン率の向上を図ることができます。 プッシュ通知 SATORIは、あらかじめ同意(オプトイン)した匿名リードに対してプッシュ通知をすることができます。 新たなサービスをリリースしたり、サイト上にコンテンツを公開した場合などにプッシュ通知を行うことでサイトへの再訪を促すことができます。 また、ポップアップ表示と同様、あらかじめ設定したセグメントに応じてプッシュ通知の内容を出し分けることができます。 アクセス企業リスト SATORIは、IPアドレスからウェブサイトにアクセスしている企業名を判別することができる機能を搭載しています。 また、その企業の匿名リードあるいは実名リードがどのページにアクセスしているのかを把握することもできます。 そのため、例えばアクセスしている企業に対してテレアポや問い合わせフォームからの営業を行う際に、アクセスしているページをもとに最適化したトークスクリプト/送信メッセージでアタックするといったことが可能になります。 SATORIのプラン・価格は? SATORIは、単一のプランが設定されています。その他、各種オプションを利用することで追加の費用が発生する場合があります。 初期費用:300,000円 月額費用:148,000円(※3) ※3:従量課金が発生する場合有 SATORIの導入に欠かせない戦略・設計はリードレにお任せ! SATORIのみならず、MAツールの導入にあたっては事前にマーケティング戦略やコミュニケーション設計を十分に練っておくことが重要です。 実際には、MAツールの運用にあたっては様々な面で人間の手が介在することになるからです。 そして、MAツールを導入して成果を出す上で特に重要なのがマーケティング戦略やコミュニケーション設計です。 マーケティング全体としてどのようなゴール設定にするのか、マーケティング予算の配分、業種/規模別のアプローチの方法などを明確化しておかなければ、効果的にMAツールを運用していくことは困難です。 そのため、MAツール導入企業の中には戦略・設計といった上流部分から専門のマーケティング会社の支援を受けているところが少なくありません。 そしてリードレでは、これまでにMAツールを導入している数多くの企業様のマーケティングをご支援してきました。 マーケティング戦略策定、コミュニケーション設計、コンテンツマップ作成、シナリオ設計など、MAツールの運用を一貫してご支援致します。 MAツール導入をお考えの方は、ぜひ下記の資料をご一読ください。

2020-10-02

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Pardot(パードット)とは?〜特長・機能・価格を解説!〜【2020最新】

すでに国内外の様々なシステムベンダーが、マーケティングオートメーション(以下 MA)ツールを開発・提供しています。 ※代表的なMAツールは、下記のコラムで詳しく解説しています。 【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較! そして、セールスフォース・ドットコムのPardot(パードット)はグローバルで多くのユーザーを獲得している代表的なMAツールのひとつです。 そこで本コラムでは、Pardotの特長や機能、価格などを解説していきます。 ※1:各情報は2020年9月時点のものです。詳細や最新情報は、Pardotのウェブサイトでご確認ください。なお、特記のない場合には料金は税抜です。 Pardotとは? セールスフォース・ドットコムのPardotは、ウェブサイトのアクセス分析、シナリオによるメール配信、獲得したリード(見込み客)のスコアリングといったことができるMAツールです。 後段で詳しく解説しているように、同社のSFA(営業支援)ツールであるSalesforceと連携することで、リードジェネレーションから受注までのプロセスをリード単位で一気通貫で管理できることが大きな強みです。 Pardotの代表的な機能・特長 Salesforceとの連携による一気通貫でのリード可視化・管理 Salesforceは、セールスフォース・ドットコムが提供しているSFAツールです。 同社が提唱しているThe Model(ザ・モデル)というフレームワークをベースに、案件化から最終的な受注、導入後のカスタマーサポートに至るパイプラインを可視化・管理することができる機能を有しています。 一方で、Pardotはリードジェネレーションやリードナーチャリングの過程でリードを可視化・管理する機能を備えています。 そして、この2つのツールを連携することで、各リードについて、リードジェネレーションから受注、ひいては導入後のカスタマーサポートに至るまでを一気通貫で可視化・管理できるようになります。 グレーディングによる真のホットリードの見極め Pardotをはじめ、大半のMAツールはスコアリング機能を搭載しています。 スコアリング機能とは、メール開封、ウェブサイトアクセス、資料ダウンロードといったアクションに応じてそれぞれのリードに一定数のスコアを加算していく機能です。 単純に見れば、スコアが高いリードはそれだけ多くのアクションを起こしているということですから、自社商材に強い関心を持ったホットリードと見なすことができそうです。 しかし、実際には興味本位で資料ダウンロードを繰り返す中でスコアが高くなってしまったリードが出てきます。 当然、このようなリードは受注につながらないのでホットリードとして扱うべきではありません。 その点、Pardotはグレーディングというスコアリングとは異なるリードクオリフィケーション機能を有しています。 グレーディングは、業種、場所、役職、部署、規模といった条件で重みづけされた値によってリードを複数のグレードに分類できるという機能です。 このグレーディングをスコアリングと組み合わせて利用することで、業種や規模といった面で自社商材の受注につながる真のホットリードを見極めることができます。 Engagement Studioによるオートメーション化 Engagement Studioは、”マーケティングオートメーション”を実現するPardotのコアとなる機能です。 リンクのクリック、タグの適用、メールの開封、フォーム通過などをトリガーとして、メール送信やタグの付与、スコアの調整、社内通知の送信といった様々なアクションを自動化(オートメーション化)するシナリオを実装することができます。 ランディングページ・フォームの作成 ランディングページや各種フォーム(問い合わせ、資料請求など)を直感的な操作で作成することができます。 ランディングページの表示項目・デザインや入力フォームの項目は簡単にカスタマイズすることも可能です。 また、フォームを通過した後には、カスタマーやインサイドセールス担当者にメールを自動送信するといった設定を行うこともできます。 長期にわたるトラッキングデータの蓄積 Pardotを含むMAツールの多くは、自社サイトを訪問したリードのアクセス時間、アクセスページ、アクセス回数などを分析することができるトラッキング機能を有しています。 そして、このようなトラッキングはcookieデータにもとづきます。 Pardotはcookieの保有期間が10年と非常に長いことが特長です。 そのため、検討期間が長期化しがちなBtoB領域であっても、長期にわたってリードのトラッキングデータを蓄積した上で、最適なタイミングで最適なアクションを講じることが可能です。 Pardotのプラン・価格は? セールスフォース・ドットコムでは、Pardotについて4つのプランをラインナップしています。 Growth 150,000円/月 プロスペクト数最大10,000 Plus 300,000円/月 プロスペクト数最大10,000 Advanced 480,000円/月 プロスペクト数最大10,000 Premium 1,800,000円/月 プロスペクト数最大75,000 プラン別の機能の差異は、セールスフォース・ドットコムにお問い合わせください。 Pardotの運用に欠かせない戦略・設計はリードレにお任せ! Pardotのみならず、MAツールの導入にあたっては事前にマーケティング戦略やコミュニケーション設計を十分に練っておくことが重要です。 マーケティング全体のゴール設定、マーケティング予算の配分、業種/規模別のアプローチの方法などを明確化しておかなければ、効果的にMAツールを運用していくことは困難です。 そのため、MAツール導入企業の中には戦略・設計といった上流部分から専門のマーケティング会社の支援を受けているところが少なくありません。 そしてリードレでは、これまでにMAツールを導入している数多くの企業様のマーケティングをご支援してきました。 マーケティング戦略策定、コミュニケーション設計、コンテンツマップ作成、シナリオ設計など、MAツールの運用を一貫してご支援致します。 MAツール導入をお考えの方は、せひ下記のサービス資料をご一読ください。

2020-09-30

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マーケティングオートメーション

無料で使えるMAツール「HubSpot(ハブスポット)」の 機能や使い方を解説!

コンテンツマーケティングに欠かせないツールとして、MA(マーケティングオートメーション)ツールを導入する企業が増えつつあります。 一方、下記のコラムでも解説しているように、すでに様々なMAツールが存在しているため「どれを選べば良いのかわからない」という方も多いはず。 【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較! そこで本コラムでは、気軽に無料で“お試し”可能なMAツールとして「HubSpot(ハブスポット)」の機能や使い方を解説していきます。 ※1:各情報は2020年9月時点のものです。詳細や最新情報は、HubSpotのウェブサイトでご確認ください。なお、特記のない場合には料金は税抜です。 HubSpotとは? HubSpotはCRM(顧客管理)、MA(マーケティングオートメーション)、SFA(営業支援)といった機能を統合的に利用できるBtoBマーケティングプラットフォームです。 通常、MAツールをCRMやSFAと合わせて活用する場合には、それぞれのツール間でデータ連携する必要があります。 一方、HubSpotはCRM/SFA機能を同一プラットフォームで活用できるため、データ連携の手間なくシームレスに施策の実行や分析を行うことができるのが特長です。 HubSpotの主な機能 HubSpotは、「HubSpot CRM」「CMS Hub」「Marketing Hub」「Sales Hub」「Service Hub」といったソフトウェアを提供しています。 このうち「HubSpot CRM」は、他の製品がそれぞれ搭載している機能の一部を無料で利用することができる製品です。 このうち、MAツールに相当する「Marketing Hub」に含まれる機能としては、次のような機能を無料で利用することができます。 Eメールマーケティング フォーム コンタクト管理 コンタクトインサイト&アクティビティー ウェブチャット SNSの広告管理 トラフィック&コンバージョン分析 など 「HubSpot CRM」で無料で利用できるおすすめ機能と使い方 1:ミーティング設定機能 事前にGoogleカレンダーやOffice365カレンダーと連携設定をして所要時間とZoomなどで発行したミーティング用のURL、候補日を設定すると、ミーティング設定用のURLが発行されます。 このURLをランディングページやメルマガで公開して新規・既存リードに候補日を選択してもらうことで、連携したカレンダーに自動でミーティングの日時を登録することができます。 メールでミーティング日程の調整を行うよりも手間が掛からないので、業務効率化につながります。 2:ランディングページ作成機能 標準搭載されているテンプレートを使って、モバイル向けに最適化されたランディングページを20件まで無料で作成することができます。 さらに、作成したランディングページの効果検証も行うことが可能です。 制作会社に外注したり、社内のエンジニアやデザイナーに依頼したりする必要がなくなるため、リード獲得に最適なランディングページをスピーディに作成できます。 3:フォーム作成機能 資料請求や問い合わせで使用するフォームを、HTMLやCSSといったスキルがなくともドラッグ&ドロップで簡単に作成することができます。 ウェブサイト内でポップアップとして使えるフォームも無料で作成できるため、幅広い場面で活用可能です。 さらに、無効な回答や信頼性の低いドメインからのフォーム送信を自動的にブロックしてくれるので、収集したリードから有効なリードを選定する手間を省くこともできます。 4:メール機能 標準搭載のテンプレートの中から、ドラッグ&ドロップでレイアウトを調整して、オリジナルのEメールを作成することができます。 作成したメールは、送信先のデバイスに合わせてレイアウトが最適化されます。 そのため、開封後のクリック率やコンバージョン率の向上を期待できます。 また、ダッシュボードでは各メールの開封率、クリック率などを簡単に分析することが可能です。 HubSpotは無料で試せる! 有料版との違い・費用は? 「HubSpot CRM」は無料で利用を開始することができますが、一部制限がかかっている機能や利用できない機能があります。 そして、こうした機能を利用できる有料版が用意されており、MAツールとして活用できる「Marketing Hub」の場合、「Starter」「Professional」「Enterprise」といった3段階の料金設定となっています。 それぞれの料金と主な機能は次の通りです。 Starter:月額6,000円(年間契約の場合、月額4,800円) 無料版に加え、「ウェブチャット」「チャットボット」などの機能が追加されるほか、より精緻にリードをセグメントすることが可能。 また、FacebookやGoogleと連携してリターゲティング広告を出稿することもできます。 Professional:月額96,000円 作成したメールの送信やタスクの追加などを自動化する場合、Professional以上のプランに申し込む必要があります。 本来の意味でのマーケティングオートメーション(マーケティング業務の自動化)を実現したいと考えている場合には、本プランを検討する必要があるでしょう。 Enterprise:月額384,000円 名称の通り、大規模な法人に向けたプランです。 チームごとに必要な情報が管理できるようパーテーションやチームの階層化、権限付与といった機能が充実しています。 HubSpot導入に欠かせない戦略・設計はリードレにお任せ! ここまで解説してきたように、無料で利用開始できるHubSpotは「これからMAを導入したい」という企業に合った製品です。 一方で、HubSpotに限らず、どのようなMAツールを導入する場合であっても事前にマーケティング戦略やコミュニケーション設計を十分に練っておくことが重要です。 “マーケティングオートメーション”とはいえ、MAツールを導入したからといってあらゆるマーケティング活動を自動化できるわけではありません。 「導入すれば、AIが自動で判断してメルマガ配信や広告出稿、ランディングページのクリエイティブなどを最適化してくれる」といったものではないのです。 実際には、MAツールの運用にあたっては様々な面で人間の手が介在することになります。 そして、MAツールを導入して成果を出す上で特に重要なのがマーケティング戦略やコミュニケーション設計です。 マーケティング全体としてどのようなゴールを目指すのか、マーケティング施策に投下できる予算はいくらなのか、どのような業種/規模の企業にどのような方法で接点を持つのか、といった戦略や設計がなければ、効果的にMAツールを運用していくことは困難です。 そのため、MAツール導入企業の中には戦略・設計といった上流部分から専門のマーケティング会社の支援を受けているところが少なくありません。 そしてリードレでは、これまでにMAツールを導入している数多くの企業様のマーケティングをご支援してきました。 マーケティング戦略策定、コミュニケーション設計、コンテンツマップ作成、シナリオ設計など、MAツールの運用を一貫してご支援致します。 MAツール導入をお考えの方は、ぜひ下記のサービス資料をご一読ください。

2020-09-09

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【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較!

このコラムでは、マーケティングオートメーション(以下 MA)ツールでできることや導入効果、国内導入数トップ10にランクインしているMAツールの特長や料金などを比較していきます。 MAツール導入を検討中の方は、ぜひご一読ください。 (このコラムでわかること) ・MAツールの主要機能 ・MAツールの導入効果 ・国内導入数が多いMAツールの特長/料金 MAツールでできること 見込み客育成の効率化 メール自動配信 獲得した見込み客に対してメールを自動配信することができます。 「資料ダウンロードのお礼」→「お役立ち資料のご案内」→「成功事例の紹介」 このような「ステップメール」 も、手間なく簡単に配信できるようになります。 シナリオ設計 「見込み客がサイトを再訪したらメールを配信する」 「メールを開封したが反応のない見込み客に別のメールを配信する」 このような形で、それぞれの見込み客にあわせたアクションを自動的に実行 することができます。 見込み客管理の効率化 データベースによる見込み客管理 獲得した見込み客の情報をデータベース化して管理することで、見込み客の属性やウェブ上での行動を可視化 することができます。 SFA(営業支援)やCRM(顧客管理)といったツールと連携して社内にある見込み客の情報を一元化 することも可能です。 見込み客選別の効率化 スコアリング機能 あらかじめ見込み客のアクションに対してスコアを設定しておくことで、属性やサイト訪問履歴といった情報をもとに見込み客の確度を数値化 できます。 その結果、優先的に接触すべき人物を効率的に抽出できるようになります。 見込み客獲得の効率化 フォーム設置 MAツールを活用することで、誰でも簡単にウェブサイト上にフォームを設置して見込み客獲得を促進 することができます。 また、閲覧者の属性に合わせて最適なフォームやコンテンツを表示することも可能です。 広告連携 ディスプレイ広告やリスティング広告のほか、FacebookなどのSNS広告と連携することができます。 たとえばSNS広告と連携して、自社サイトの特定のページを訪問した人にだけ広告を表示させる といったことができるMAツールもあります。 MAツールの導入効果 見込み客情報の一元化 Excelによる見込み客管理では、その数が増えるにつれて管理・更新が煩雑になったり、他部門との情報共有が適切に行えなかったりといった課題が生じがちです。 一方、MAツールを導入してSFA ツールやCRMツールと連携することで、見込み客情報を一元化できるので、管理・更新や情報共有といった作業を効率化 することができます。 営業生産性の向上 従来のマーケティング活動では、見込み客を一つの集団として捉えてアプローチするマス・マーケティングが主流となっていました。 一方で、MAツールを導入してデータベースやスコアリング機能を活用することで、見込み客が求めているニーズを個別に把握することができるようになります。 そのため、見込み客一人ひとりに合わせたマーケティングが可能 となり、結果として営業生産性の向上にもつながるでしょう。 国内における各MAツールのシェア 2019年にDataSignが行った調査(※1)によると、国内で利用されているMAツールとしては「Pardot」が最も多く20.93% 。次いで「BowNow」が13.51% 、「Marketo」が12.64% となっています。 順位 サービス名 シェア 1 Pardot 20.93% 2 BowNow 13.51% 3 Marketo 12.64% 4 List Finder 11.21% 5 HubSpot 6.74% 6 Oracle Eloqua 5.62% 7 SATORI 4.52% 8 Demandbase 4.24% 9 Kairos3 4.03% 10 SHANON MARKETING PLATFORM 3.06% ※1:DataSign「Webサービス調査レポート 2019.3」 国内導入数トップ10のMAツールの特長/料金を比較! 本項では、上述した調査において国内シェアの高かったMAツールの特長や料金を上位から順に紹介していきます。 ※2:本コラムで紹介している各MAツールの機能/料金(いずれも税抜表記)などの情報は2020年2月現在でそれぞれのサービスページに掲載されている情報に基づきます。最新の情報は各MAツールのサービスページをご確認ください。 1.株式会社セールスフォース・ドットコムの「Pardot」 Pardot(パードット)については、下記のコラムでも詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 Pardot(パードット)とは?〜特長・機能・価格を解説!〜【2020最新】 「Pardot(パードット) 」 は、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しているMAツールです。 「Pardot」の特長として、同社のSFAツールである 「Salesforce」 とスムーズに連携できる点を挙げることができます。 実際、「Salesforce」ユーザーが新たにMAツールを導入する場合には、「Pardot」を選択するケースが目立ちます。 また、 トラッキングクッキーの保有期間が最長で10年 と長いことも特長の1つです。 特に導入までの検討期間が長いBtoB商材を提供している企業に向いているMAツールと言えるでしょう。 そのほか、「Pardot」は一般的なスコアリング機能のほかに 「グレーディング」 と呼ばれる機能を搭載しています。 これは、役職や会社の規模といった属性にもとづいて、それぞれの見込み客のグレードを判定する機能です。 この機能を活用することで、その見込み客が自社のペルソナとどれだけマッチしているのか、具体的なスコアとして判定することが可能になります。 価格(月額) 15万円〜 2.Mtame株式会社の「BowNow」 「BowNow(バウナウ) 」 は、Mtame株式会社が提供しているMAツールです。 「BowNow」は、MAツールを導入する企業が抱えがちな「設定が難しく、うまく使いこなせない」といった悩みを解消するため、 営業部門もマーケティング部門も使いやすいようシンプルに設計 されています。 「BowNow」の特長的な機能の1つが、3,500社の実績で培ったノウハウをテンプレート化した 「ABMテンプレート機能」(※3) です。 この機能は、見込み客のステータス分類や営業担当者へのアラートメールを、スコアリングやシナリオの設計不要ですぐに使い始めることができるというものです。 時間のかかるスコアリングやシナリオの設計を省略できるため、導入・運用コストが抑えられます。 ※3:Account Based Marketing(アカウントベースドマーケティング)の略 価格(月額) 0円〜 3.アドビ システムズ 株式会社の「Marketo」 「Marketo(マルケト) 」 は、アドビ システムズ 株式会社が提供しているMAツールです。 もともとはマルケト社の製品として展開されていましたが、アドビ システムズ 株式会社がマルケト社を買収・統合したことで2020年現在では統合型クラウドソリューション 「Adobe Experience Cloud」 の機能のひとつとなっています。 「Marketo」の特徴として、700以上のパートナー製品と連携できることが挙げられます。 マーケティングチャネルにおける顧客の行動データをオンライン・オフライン問わず収集しつつシナリオやスコアリングを設計して、長期的なマーケティング施策に落とし込むところまでワンプラットフォームで実現することができます。 なかでも見込み客・ナーチャリングに強みを持つ「Marketo」は、 「プレディレクティブコンテンツ」 と呼ばれる機能を搭載。顧客が求めるコンテンツが自動でリコメンドされるため、一人ひとりに合った情報を効率的に提供することができます。 価格 データベースサイズにより変動のため、サイト上では非公開 4.株式会社Innovation & Co.の「List Finder」 「List Finder(リストファインダー) 」 は、株式会社Innovation & Co.が提供しているBtoBマーケティングに特化したMAツールです。 「初めてにちょうどいいMAツール」 を謳っており、シンプルかつ直感的に操作できる機能性と、月額3万円台〜というリーズナブルな価格設定が特徴です。 「List Finder」はもともと営業リストを管理するためのツールとして提供されはじめた経緯から、 見込み客の情報を集約・整理する機能 に強みを持っています。 たとえば 「名刺データ化代行」サービス では、社内に保管されている紙の名刺を株式会社Innovation & Co.に預けるだけで、数日後に「List Finder」にデータが保管され、活用できるようになります。 また、MAツールを活用したメール配信施策を展開する際に必要となるコンテンツ制作をサポートしたり、MAツールを運用しながらサイト改善を進めたりといった運用支援サービスも用意されています。 価格(月額) 3万9800円〜 5.HubSpot Japan株式会社の「HubSpot」 HubSpotについては、無料で利用可能な「HubSpot CRM」を中心に下記のコラムでも詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 無料で使えるMAツール「HubSpot(ハブスポット)」の 機能や使い方を解説! 「HubSpot(ハブスポット) 」 は、 HubSpot Japan株式会社が提供しているBtoBマーケティングプラットフォームです。 無料でも利用できる 「HubSpot CRM」 を中心として、 「Marketing Hub」、「Sales Hub」、「Service Hub」 といったソフトウェアが統合されています。 このうち、MAツールとしての機能は「Marketing Hub」に備わっており、 SFA/CRM機能を同一プラットフォームで活用できる ため、シームレスに施策を展開してくことができます。 「売上が5億ドル程度まで」「オウンドメディアを活用してインバウンドマーケティングを積極的に行う」中小企業をターゲットとしており、 マーケティング部門のリソースが少ない場合でも運用できるようにシンプルなインターフェイスを採用 しています。 そのほか、既存のウェブサイトのSEO、CTA、競合分析などを評価して見込み客を増やすアドバイスがもらえる、無料の「ウェブサイト分析」サービスも提供しています。 価格(Marketing Hub月額) 0円〜 6.日本オラクル株式会社の「Oracle Eloqua」 「Oracle Eloqua(オラクル エロクア) 」は、日本オラクル株式会社が提供しているBtoB特化型のMAツールです。 この製品の特長として、他のMAツールと比較して大量の見込み客データを取り扱うことができる点が挙げられます。 MAツールのなかには取り扱うことのできるデータ量に制限のあるものも少なくありません。こうしたMAツールの場合、容量の逼迫を防ぐため、定期的にデータを管理・更新する必要があります。 その点「Oracle Eloqua」は、ほぼ無制限に見込み客データを取り込むことができるうえ、そのデータを精緻にセグメントすることができます。 また、MAツールの管理者による権限管理がきめ細かくできる点も特徴で、各担当者が「どの情報にどこまでアクセスできるのか」といった設定が可能です。 このような特徴から「Oracle Eloqua」は、営業・マーケティングに携わる人数の多い大企業に向いているMAツールと言えるでしょう。 なお、日本オラクル株式会社では、BtoCマーケティング向けのMAツールとして「Oracle Responsys」という製品も提供しています。 価格 サイト上では非公開 7.SATORI株式会社の「SATORI」 SATORI(サトリ)については、下記のコラムでも詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 SATORI(サトリ)とは?〜匿名リードへのアプローチに強みを持つMAツールの機能・価格などを解説〜 「SATORI(サトリ) 」は、SATORI株式会社が提供している国産のMAツールです。 マーケティングオートメーションという概念はアメリカ発祥のため、日本で利用できるMAツールの多くはアメリカのベンダーにより開発されたものです。一方、そうしたMAツールのなかには開発現地に最適化して開発されたものも少なくありません。そのため、日本では「使いにくい」と感じるケースもあります。 その点、国産MAツールの「SATORI」は日本に最適化された設計のため、使いやすさや操作の明瞭さが魅力です。また、カスタマーサポートも手厚く、導入時・運用中に発生した不明点もスピーディなやり取りで解消できます。 機能面では「アンノウンマーケティング機能」が特徴の1つです。資料請求や問い合わせに至っていない匿名見込み客についてもポップアップやプッシュ通知で適切なコンテンツに誘導する「匿名ナーチャリング」が可能です。 価格(月額) 10万円〜 8.米Demandbase社の「Demandbase」 「Demandbase(デマンドベース)」は、米Demandbase社が提供しているABMツールです。 ABMとは「Account Based Marketing(アカウント・ベースド・マーケティング)」の略称で、明確にターゲット企業を選定した上で、その顧客にパーソナライズした施策を展開していくマーケティング手法を指します。 MAツールをはじめSFAやCRMなどのツールが実用化されたことで、見込み客一人ひとりに合わせたマーケティングが可能となったことで、ABMは改めて注目されるようになりました。 そして、ABMに特化したツールが「Demandbase」です。一般的なMAツールが持つ機能に加えて、特定の企業に限定して広告配信ができるなどの特徴があります。 価格 サイト上では非公開(日本法人なし) 9.カイロスマーケティング株式会社の「Kairos3」 「Kairos3(カイロス3)」は、カイロスマーケティング株式会社が提供している国産MAツールです。 「お客さまファースト」を謳っており、シンプルなUIかつ画面上に常時「操作ガイド」が表示されるため、誰にでも操作・設定しやすいことが特徴です。そのため、新たに導入する場合でもMAツール運用のトレーニングコストを抑えることができます。 また、国産MAとしてカスタマーサポートも日本人スタッフによる即日対応のため、運用中の不明点もすぐに解消することができるなど、いわゆる「ひとりマーケター」でも運用しやすい環境が整っています。 「最低契約期間は1年間」というMAツールも多い中、「Kairos3」の最低契約期間は6ヶ月となっており、さらに月額5,000円からというリーズナブルな価格設定なことから、MAツールを初めて導入する企業でのスモールスタートに向いているMAツールと言えるでしょう。 価格(月額) 5000円〜 10.株式会社シャノンの「SHANON MARKETING PLATFORM」 「SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティングプラットフォーム)」は、株式会社シャノンが提供している国産MAツールです。 「SHANON MARKETING PLATFORM」の特徴として、イベントやセミナー、展示会といったリアルマーケティングを意識した設計が挙げられます。 具体的には、イベントやセミナーの来場履歴、名刺交換履歴や電話履歴などをまとめて個人情報に紐づけ、対面での接点履歴をまとめてデータベース化して一元管理することができます。 この他、イベントの「自動締切機能」やセミナーの「受講票自動生成機能」、来場者への「お礼メール機能」など、施策を行う上で、業務を効率化するための機能を豊富に搭載しています。 さらに、イベント運営の事務局代行サービスも用意されていることから、リアルマーケティング施策を積極的に展開していきたい企業は必見のMAツールと言えます。 価格(月額) 2万5000円〜 まずは1ヶ月間だけMAツールを使い倒してみませんか? このように今日では非常に多くのMAツールが登場しています。 そして、実際にMAツールを導入・運用する場合、 年間数百万円程度のコストが発生するのが一般的 です。 そのため、 「実際に使ってみないと、自社にとってそれだけのコストを払う価値があるのかわからない」 と感じている方も多いのではないでしょうか? こうした課題を解消するために、2週間〜1ヶ月ほどのトライアル期間を設定しているMAツールもあります。 一方で、MAツールのなかには初期設定やシナリオ設計が難しいものも少なくありません。 そのため、 トライアルの短い期間で設定・設計を済ませ、さらに適切に運用していくことは非常に難しい と言わざるを得ません。 そこでリードレでは、 MAツールのトライアル期間中、使い方はもちろんシナリオ設計までトータルでバックアップして導入効果を検証可能な「MAツール効果検証プラン」 をご用意しています。 下記からぜひお気軽にお問い合わせください。

2020-03-26