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Googleの検索順位が下がった!考えられる3つの原因とそれぞれの対応策

GoogleやYahoo!といった検索エンジンの順位がビジネスに与えるインパクト。
それは決して無視できるものではありません。
上場企業の決算書や有価証券報告書にも検索順位の下落が要因として、またリスクとして上げられていることも多々あります。
そんな検索順位が下落してしまった際に考える原因と、チェックすべきポイントをまとめました。
ポイントだけ知りたいという方は、下のリンクをタップしてご覧ください。

Googleの順位が下がった際に見るポイント

Googleの順位が下がる原因

2019年2月現在の日本では、Yahoo!JAPANの検索システムもGoogleを採用しています。
よって日本では「順位=Googleの評価と考えていただいて遜色ありません。
ではそんなGoogleで順位が下がる大きな原因は以下の3つです。

手動ペナルティを受けた

まず1つ目の要因は「手動ペナルティ」を受けてしまった場合です。
「手動ペナルティ」とは、Googleの監視チームによる目視確認をされた上でのペナルティです。
これを受けてしまうと、Googleの再審査を受けない限りは順位の回復が見込めなくなります。
手動ペナルティを受けた際の下落の特徴としては、一気に100位以上順位が下落する傾向が多いです。

アルゴリズムにより下がった

2つ目は「Googleのアルゴリズム」により下がった場合です。
Googleの検索システムには、ウェブサイトを評価する「アルゴリズム(評価基準)」が数百もあります。
このアルゴリズムは一般には公表されていないので、どのような基準があるのかは全くわかりません。
一般的に下記のような「検索結果を操作するため」の行為をすると、アルゴリズムでの評価が下がると言われています。

・他のサイトからのリンクを購入する
・検索結果に表示させる為だけのページを作成する

アルゴリズムでの下落の特徴としては、一気に順位が落ちることはなく、10位や20位くらいの幅で下落することが多いです。

サイトやページが表示されていない

3つ目の要因は稀ですが、「サイトやページが表示されていない」ことによる順位下落です。
これはウェブサイトのドメインを変更した場合や、サーバーを変更した場合に起きる可能性が高いです。
ドメインやサーバーを変更した時のミスによってサイトが表示されない場合、24時間以内に復旧すれば特に問題ありません。
ですが24時間経っても復旧しない場合、Googleの判断によっては順位が下落することがあります。
以上の3つが、順位下落の大きな原因と考えられるものです。
では次は、どれが原因なのか調べる方法を見てみましょう。

Googleの順位が下がった際に見るポイント

順位が下落した際に見るべきツールは、Googleが提供している「サーチコンソール」です。
ここではサーチコンソールのどの箇所を見るべきかをまとめます。

手動ペナルティを受けているかどうか

手動ペナルティを受けているかどうかは、すぐに分かります。
サーチコンソールの左サイドバーに「セキュリティと手動による対策」という項目があります。

この中に「手動による対策」という箇所がありますので、そちらを見るだけです。
ここに「問題は検出されませんでした」と表示されていれば、手動ペナルティは受けていません。
それ以外の文言が表示されていた場合は手動ペナルティを受けていますので、指示に従ってサイトの改修を行うようにしましょう。

外部サイトからのリンクが偏っていないか

次に「アルゴリズムによって下落」した場合です。
この場合はいくつかパターンがあるのですが、多くは外部リンクが問題になっています。
よってまずは外部リンクに問題がないか確認するようにしましょう。

確認する場所は、先程の手動ペナルティのすぐ下にある「リンク」という箇所です。
こちらを開くと「上位のリンクされているページ」と「上位のリンク元サイト」を確認できます。
ここで「特定のページにリンクが集中していないか」「特定のサイトから大量のリンクが付与されていないか」を確認してください。

サイトが表示されていない等のエラーが発生していないか

最後の「サイトやページが表示されていない」場合です。
これはサーチコンソールのTOPページにある「カバレッジ」の箇所を確認してください。

ここに「エラーのあるページの数」が表示されています。
もし1件でも表示されているようでしたら、右の「レポートを開く」から詳しい状況を確認してください。

まとめ

以上、検索順位が下落してしまった際に考えられる原因とチェックすべきポイントでした。
それぞれの事象に対しての対処法やツールを知っておくことで、適切な打ち手を打つことができます。
順位が下落したということに悲観的にならず、適切な対処をしていきましょう。